【俺の楽器・私の愛機】1637「そんなに変わり種でもない奴等5種」

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【Reverend、ELK、Maison、Schecter、Samick Greg Bennett】(石川県 りゅう 30代)


前回(1590)に引き続き5本紹介していきます。ネタ切れのため今回は控えめなメンツです。計60本からまた選びました。

1,Reverend Roundhouse HB
高校時代に一番憧れたギターブランドはGibsonでもFenderでもなく、このReverendという謎にマイナーなブランドでした。通販サイトの写真に写っていたこのRoundhouse HBの色違いかつ仕様違いである「Roundhouse RT」が非常にクールな雰囲気を纏っており、いつか手にしたいと考えておりました。

意外とその「いつか」はすぐやってきました。高校卒業間近の時期にセールで販売され、親との相談の末、貯金を下ろして4万円で購入しました。Reverendのギターのうち、ペグが3対3になっているモデルのヘッドは現代的なデザインで非常に格好良く、それもかなりお気に入りでした。しかしRoundhouse RTのシルバーフレークという見た目は無駄に派手過ぎたので、結局短期間で手放してしまいました。

社会人になり、GASが発症する頃に当該の「Roundhouse HB」に出会ってしまいました。こちらはアンバー系のバーストカラーなので多少派手でも「派手過ぎる」ということはない。完全に見た目で買いました。しかし音は出力が控えめで、メタルに向かない。この当時はギターを改造するということを知らなかったのでそのまま手放してしまいました。


2.ELK Deluxe with Teisco K-Pickup
ELK DeluxeはFender Jaguarのコピーモデルです。そのパーツがオークションサイトに出品されており、そのうちボディとネックを落札。興味本位で組み立ててみようとしていました。ここで驚いたのが、現行の部品がELKのボディに寸分違わずピッタリと合わさったこと。70年代当時にしては異様なまでのコピー精度の高さ。正直驚きました。

ピックアップは落札しなかったので別のストラトからピックアップを移植しようと考えましたが、ジャガーのピックアップとはサイズが違うことに気付き、困ったことに。リサイクルショップを巡り、目についたのがTeisco S-2のジャンク品。恐らくKピックアップと同じであろうこのピックアップならサイズも近いだろうと購入し、無理に移植しました。

音は今まで聴いたことのない、ブリキを想起させる金属質で異質な響き。しかしPUの出力が意外と高いのか、ハイゲインとも相性が良く、独特の一癖ある音色が気に入っていました。


3.Maison Les Paul Special DC Type
学生の頃に一番気に入っていたシグネチャーモデルのギターが、the pillowsの真鍋吉明氏のLes Paul Special DCでした。偶然オークションサイトで似たようなものを見かけたのでノリで落札。P-90のギターを手にしたのはこれが初めてでした。

しかし廉価版のギターだったせいか、このギターの音はなんだか抜けが悪く、気に入りませんでした。それなら改造ベースにしてやれ、と通販サイトで中国製のピックアップを2つ購入。P-90に何となくサイズ感が似ているであろうミニハムバッカーを選びました。レビューすら書かれていなかったので賭けでした。

音はギャリッとした感じで、交換前のP-90より抜けが良くなりました。こういうのをグレッチ系の音なんて呼ぶのでしょうか。本物のグレッチは弾いた事が無いので分かりません。


4.Schecter C-1 E/A
仕様を見た時、コイルタップに次いでピエゾPUも搭載されており、更にマグネットPUとピエゾのミックスもできることに驚き、「なんて沢山の機能が付いてるんだ! 究極の万能型ギターじゃないか!」なんて思ってました。そして24フレットの(一応)セミアコという物珍しさも手伝って購入しました。そこにLes Trem IIをインストールし、本気の万能マシンへと改造。一時期はメインでしたが、他に使いたいギターが多くあったので手放すことに。


5.Samick Greg Bennett Avion AV-5/WR
「AVION」とはフランス語で「飛行機」の意。その昔、フランスの発明家であったクレマン・アデールが開発した飛行機「アヴィオン」が1897年に飛行を成し遂げたと言われたが、実際は離陸もしなかったなどと言われ、飛行実験は失敗とされた。それでも「アヴィオン」はフランス語での「飛行機」の語源となった。

完全に名前だけで買いました。T.O.MブリッジがV型なのはA "V" IONだからですね。このP-90は好みに近かったですが、やはりリアハムが欲しかったので手放しました。


~まとめ~
お財布が寒い。

   ◆   ◆   ◆

おいおいどうした、どいつもこいつも普通じゃないぞ。でもこういう本道ではない邪道というか蛇の道というか脇道にそれると、王道ギターでは味わえない珍味が堪能できますよね。ギターのサウンドなんて、良いか悪いかを追求しがちで、私もそんなギター道を爆走してしまったけど、本当はカッコいいかカッコよくないかですよね。カッコいいサウンドというのは、音楽やプレイやフレーズと絡み合って完成するものだから、要するにセンスが一番。なんともカッコいいギターサウンドってのは、必ずしも高級王道ギターとは限らないわけです。ELK Deluxeのヘッドは奇天烈すぎるけど(笑)。(BARKS 烏丸哲也)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

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