リンキン・パーク、本格再始動
リンキン・パークの7年ぶりとなる新曲「The Emptiness Machine」がリリースされた。公開されたミュージック・ビデオは、メンバーのジョー・ハーン自らがの監督を務めたものだ。
今回の再始動にあたり、マイク・シノダ、ブラッド・デルソン、フェニックス、ジョー・ハーンという従来のメンバーに加え、Dead Saraというバンドで活動していたエミリー・アームストロングを共同ボーカルに、G FlipやIllenium、One OK Rockなどのソングライティング/プロデュースで知られるコリン・ブリテンをドラマーに迎えての再始動となった。
2017年以降は活動休止状態だったリンキン・パークだが、マイク、デルソン、ファレル、ハーンのメンバーは近年再会の機会を増やしていたという。「バンドを再始動させよう」というよりも、単に一緒に過ごす時間を増やし大学時代からの友情の核である創造性と仲間意識を取り戻そうという直感だったという。この間にさまざまな友人や仲間をスタジオに招き、その中でエミリーとコリンに特別な親近感を覚えたのが、今作へのきっかけとなった。そしてスタジオでの時間を重ねるにつれ自然なケミストリーが生まれ、ニューアルバム『FROM ZERO』の誕生に繋がっていく。
ニューアルバム『FROM ZERO』は11月15日にリリースされる。ライヴ・ストリーミング配信で新曲「The Emptiness Machine」の他、「Numb」「One Step Closer」「In The End」「Faint」をはじめとした全14曲のライヴ・パフォーマンス映像も公開され、アーカイブ視聴可能となっている。
リンキン・パークは、ニューアルバム『FROM ZERO』のリリースを待つことなく、ロサンゼルス、ニューヨーク、ハンブルク、ロンドン、ソウル、ボゴタの世界6都市で<FROM ZERO WORLD TOUR 2024>と題したアリーナ・ツアーを開催する。
「LINKIN PARKの前、僕らの最初のバンド名はXeroだった。今回のアルバム・タイトルは、僕らの始まりと、現在続いている旅の両方を意味している。サウンド的にも感情的にも、このアルバムは過去、現在、未来について歌っているんだ。新旧のバンドメンバー、友人、家族、そしてファンへの深い感謝の気持ちを込めて作ったんだ。僕たちは長年に渡ってLINKIN PARKが歩んで来た道を誇りに思い、これからの旅路にワクワクしているんだ。エミリーとコリンと一緒に仕事をすればするほど、彼らの世界レベルの才能、一体感、自分たちが創り出したものを堪能することができた。新しいメンバーと一緒に作ったエネルギーと活気に満ちた新しい音楽で、本当に力をもらったと感じている。僕たちは、これまで知られてきたサウンドのタッチポイントを織り交ぜながら、まだ新しいタッチポイントを探求しているんだ」──マイク・シノダ
<LINKIN PARK – FROM ZERO WORLD TOUR 2024>
2024年9月16日|バークレイズ・センター(ニューヨーク州ニューヨーク)
2024年9月22日|バークレイズ・アリーナ(ドイツ・ハンブルク)
2024年9月24日|The O2 (イギリス・ロンドン)
2024年9月28日|インスパイア・アリーナ(韓国・ソウル)
2024年11月11日|コリセオ・メドプラス(コロンビア・ボゴタ)
リンキン・パーク「The Emptiness Machine」
リンキン・パーク『FROM ZERO』
https://bit.ly/LP_FZ_JP
*CD(輸入盤・日本盤)は後日詳細発表予定
1.From Zero(Intro)
2.The Emptiness Machine
3.Cut The Bridge
4.Heavy Is The Crown
5.Over Each Other
6.Casualty
7.Overflow
8.Two Faced
9.Stained
10.IGYEIH
11.Good Things Go
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