ano、対バンツアー完遂＋新曲「この世界に二人だけ」を2/14配信決定

1月14日にNHKホールにて自身初のホールワンマンを開催したanoが、続いて2月にZepp東名阪を巡る対バン公演＜ニャンオェちゃん vs チュープリくんツアー＞を敢行した。そのファイナルを2月12日および13日の2日間、東京・Zepp Hanedaにて開催し、ツアーを完遂した。

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2月3日の初日名古屋公演には、自身のツアーや主催フェス＜DEAD POP FESTiVAL＞にanoを招いたことのあるSiM、2月5日の大阪公演には『FNS歌謡祭』でanoとコラボしたPUFFY、 Zepp Haneda公演初日2月12日にはanoの「絶絶絶絶対聖域」の作編曲を担当したTK from 凛として時雨、ファイナル2月13日には楽曲「チューチューラブリームニムニムラムラプリンプリンボロンヌルルレロレロ」にanoがゲストボーカル参加したマキシマム ザ ホルモンが、それぞれ対バンアーティストとして出演した。


Zepp Haneda2日目は全13曲を披露。エレキギターの弾き語りで始まる「Past die Future」で冒頭から一気にオーディエンスをanoの世界観に引き込むと、感情を吐き出す歌詞が印象的な「デリート」へ。縦横無尽なパフォーマンスをみせるステージ上から、一人一人に語りけるように歌われた「涙くん、今日もおはようっ」では、ピュアでリアルな歌詞がダイレクトに響き、会場が一つになった。

さらに、マクドナルドとのタイアップソング「スマイルあげない」ではダンサーが登場。キャッチーな振り付けやオーディエンとの掛け合いで、会場のボルテージが急上昇した。そしてライブ終盤に入ると、TVアニメ『らんま1/2』オープニングテーマ「許婚っきゅん」へ。最後はanoが幾田りらと主演声優をつとめた映画「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」前章主題歌「絶絶絶絶対聖域」で本編の幕を閉じた。



なお、Zepp Haneda初日のアンコールでは、「絶絶絶絶対聖域」でTK from 凛として時雨とのコラボを披露したが、2日目は「ちゅ、多様性。」(TVアニメ「チェンソーマン」第7話エンディングテーマ)で、マキシマム ザ ホルモンのナヲとのコラボが実現。対バン公演ならではのスペシャルな演出に興奮した会場に歓喜の声が上がり、大合唱が巻き起こった。

ダブルアンコールでは、弾き語りから誕生した自身作詞作曲による新曲「この世界に二人だけ」が2月14日に配信リリースされることがanoよりより明かされたことに加え、2025年夏に2ndアルバムをリリースすることもサプライズ発表。そしてこの夜は、新曲「この世界に二人だけ」が配信に先立ってライブ初披露された。エレキギターの歪んだ響きと共に、anoの優しく語りかけるような歌声が会場に響きわたり、観客を包み込むような温かい余韻を残して＜ニャンオェちゃん vs チュープリくんツアー＞が終幕した。




新曲「この世界に二人だけ」は、編曲をリーガルリリーが担当したほか、ギターをリーガルリリーのたかはしほのか(Vo, G)、ベースをリーガルリリーの海(B)、ドラムを個性派ドラマーBOBOが担当した。同楽曲のミュージックビデオは2月14日21:00にプレミア公開される予定だ。

anoは3月19日にKアリーナ横浜で開催される音楽アワード『MTV VMAJ』にて「絶絶絶絶対聖域 / 青春謳歌」ミュージックビデオが『Best New Artist Video -Japan- (最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞)』を受賞しているほか、3月25日にはano / 粗品 / ヤバイTシャツ屋さん / どんぐりたけし4組による初ライブ＜ばけねこの証人＞への出演が決定。9月3日には、自身初の日本武道館公演を開催する。