TuneCore Japan、固定利用料金で無制限リリースできるUnlimitedプラン登場

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音楽のデジタルディストリビューションサービスを行っているTuneCore Japanが、固定利用料金で音楽プラットフォームへのリリースが出し放題になる「Unlimitedプラン」をスタートさせた。

音楽アーティストやクリエイターが創造力を解き放ち、充実した音楽活動を行うことができるように、誰でも音楽配信ができるサービスを提供しているTuneCore Japanだが、シングルやアルバムのリリースごとに従量課金となる「Pay Per Releaseプラン」という従来のプランに加え、年間固定料金で無制限にリリースができる「Unlimitedプラン」が新たに加わった。選択肢が増えたことで、自身の音楽活動環境に合わせてよりリーズナブルに音楽配信を行うことができる。

2012年のサービスローンチ以降、インディペンデントなスタンスで自身の音楽作品を発表、活動する独自の発想を持ったアーティストやクリエイターは増加の一途を辿っており、そうした制作スタイルや文化の変化に合わせて音楽リリースへの経済的なコストを軽減し、より継続的に作品をリリースしやすい環境を用意するべく用意されたのが「Unlimitedプラン」だ。

新たに登場した「Unlimitedプラン」は、個人向けにスタータープラン(年額4,400円税込)、スタンダードプラン(年額9,900円税込)、プロプラン(年額23,100円税込~)、法人向けにエンタープライズプラン(年額110,000円税込~)の計4つのプランが用意されているが、いずれも年間固定の利用料金で無制限にリリースが可能となる。もちろんこれまで通りApple MusicやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービス収益、iTunes Storeなどのダウンロード収益は100%還元されるかたちだ。

なお、現在すでに「Pay Per Releaseプラン」を利用している人も「Unlimitedプラン」へ切り替えることが可能で、その場合は各配信中リリースごとの年間更新料の支払いは不要になり「Unlimitedプラン」の利用料のみとなる。





これまでTuneCore Japanでは100万曲以上が配信リリースされ、累計500億円以上の収益が利用アーティストに還元されている。これらのデータを分析すると、多く楽曲をリリースしているアカウントほど収益は多いのみならず、1曲あたりの収益も増加する傾向が見られるという。継続した積極的なリリースがリスナーやファンとのコミュニケーションを促進し、過去カタログ作品への再生にもつながることによって収益が向上するというものだ。





あわせてSNSでのショート動画が楽曲プロモーション手段のひとつとして大きな力を持つことから、オリジナル楽曲に加えて、Remix、Instrumental、Sped UpやSlowed Downなど様々なバージョンの楽曲のリリースも欠かせないポイントとなっている。今回の「Unlimitedプラン」の利用によって、配信リリースにおける経済的なコストを気にせずに戦略的なリリース計画と音楽活動が実現できるようになる。

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