【連載コラム】a flood of circle『THE WILD BUNNY DIARIES』12本目=HISAYO、「そしてタイヤは転がる」

▶＜Tour WILD BUNNY BLUES＞ 12本目
▶2025年3月6日(木) 神戸 太陽と虎
▶書き手：HISAYO (B)

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今は、「Black Eye Blues」の歌詞の冒頭状態です。鹿児島へ向かっております。

昨夜は神戸公演でした。
ソールドアウト、ありがたい。

関西はイベントも含め、よく来ているイメージ。故に、来てくれる方も多いです。
神戸出身の私は、とても嬉しいしありがたいなー、と思っている反面、本当は他の地域もこんな感じで通いたい、と思っています。
全国どこに行ってもホーム感、が夢です。


さて、昨夜の神戸太陽と虎ですが。

5年前に社長の松原裕氏が癌で亡くなった事は多くの人が知っているとは思うのですが、タイトラに行くと、まっちゃん(松原氏)が普通にいる感じあります。

亡くなっている事が当たり前になって、忘れられてしまうのではなく、逆にもう普通に存在してる感じ。

まっちゃんという人は、最期までめちゃくちゃ生ききった人です。

特に、亡くなる事を覚悟してからの動き方が凄すぎて、悲壮感漂わせない本人のあのキャラクターでメディアにも出まくって、お葬式でも松原イズムでみんなにいじらせて、今もなお、タイトラにはその空気がずっと流れてる。

漫画で例えると、手塚プロ、さくらプロというような雰囲気でしょうか。

松原プロ。
(という社名ではないですが)

もうすぐ命日が近いから？
ってのもあるのか、昨日はなんかそんな事を感じてました。
いちいち思い出そうとしなくても、もう大丈夫。

なんかうまく表現出来てないかもしれないですが。

昨日のアンコールの曲も私が選んだんだよ、えっへん。
(アンコールがあるもの、と思っててごめんなさい)


毎回毎回、その土地でいろんな事に思いを馳せます。
旅は続きます。
よろしくどうぞ。

(ちょっとご無沙汰している鹿児島のみんなに受け入れてもらえますように)

──HISAYO

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