ポルノグラフィティ、半年以上制作に向き合ったNHK広島「被爆80年プロジェクト」テーマ曲「言伝 ―ことづて―」完成

ポルノグラフィティが、NHK広島「被爆80年プロジェクト わたしが、つなぐ。」テーマソングとして制作した楽曲タイトルが「言伝 ―ことづて―」に決定したことを発表した。

原爆の悲惨さに向き合い、その経験や想いをつなぐ体験をしている人に直接会い、話を聞き、想いを受け取りながら、ポルノグラフィティとして初となる詞先で制作された本楽曲。原爆が投下された、僅か3日後に走ったという路面電車「一番電車」をモチーフに新藤晴一が作詞、またその歌詞を見て歌に込めるのは「祈り」や「願い」だと感じた岡野昭仁が作曲したとのことだ。

そんなポルノグラフィティとしての「つなぐ。」想いが込められた楽曲「言伝 ―ことづて―」のジャケットは、NHK広島「被爆80年プロジェクト わたしが、つなぐ。」のキービジュアルの制作も担当しているRand・神谷直広、吉田奈津子が担当した。楽曲を聞いた神谷は「力強く、かつ繊細で、聴き手に余韻や、考えるきっかけを与えてくれる楽曲」とコメントしている。ジャケットも一番電車をモチーフに、ドローイングのタッチで「強さ」「繊細さ」を表現しながらも、受け取り手にそれぞれの想いを問うようなデザインとなっている。


配信リリースは4月11日となるが、明日放送のNHK総合（広島）『お好みワイドひろしま』の「ポルノグラフィティが、つなぐ。」第4回にて、テーマソングが初公開される。これまでの制作過程もNHK公式YouTubeチャンネルにて公開されているので、併せてチェックしてもらいたい。ポルノグラフィティが感じた被爆の現実、そして“わたしが、つなぐ。”ためにテーマソングに何を込めたのか、ぜひ80年前の出来事を自分ごととして考える機会にしてみてほしい。