【俺の楽器・私の愛機】1826「日本の力で54を蘇らせてくれ!!」

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【navigator order】(福岡 何も弾けない博多っ子 30代)


こんにちは。いつも皆様の素晴らしい投稿を拝見させていただいております。どの投稿も愛に溢れておりニヤニヤしてしまいます。どんな高級料理よりも一番の酒のつまみは愛機だと確信しました。

どうしても私も愛を表現したくなり投稿してみました。

バンドを始めようと思った中学生時代。親にねだって買ったもらった弦が4本のギター。そうです。ジャズベです。

それからベースでバンドを渡り歩き社会人になり音楽はもっぱら聴く側に。ですが音楽に対する気持ちは消えていなかったようでバンドをしたいと思っていた中学生に戻り今度こそはギターを手にしました。

私にとってのギターの祖、54年製FENDER社のストラトを探すのですが、何度値段を見ても車、いや、家が買えてしまう値段。

とりあえずストラトを探しに某B○□G BO○□Sさんに突撃。何本か見せて頂きましたがどれもしっくりこず
FENDERさんが4の付く年に54を出すので待つかと思ったのですが、どうせ待つなら自分の好きな色、パーツ、材で組んでしまえ!とオーダーで注文。

形はストラトタイプ、色はツートンサンバースト、ネックシェイプはソフトV、ですが使いにくい様じゃ意味がないと思いロックペグなど現代の技術も取り入れてみることに。ボディはワンピースアッシュ、ネックはバーズアイメイプル。本物の54とは全く違うのでしょうが、私にとってはある意味ストラトの完成形かなと思います。

日本のクラフトマンシップで最高の音色を響かせてくれることを願って愛でていきたいと思います。




   ◆   ◆   ◆

これぞ正しく育まれてきたギター愛ですね。1954オリジナルへのあこがれと敬意を最大限に払いながらも、それが自分にとってベストかといえば、そんなこともないわけで、むしろフェンダーにとってもそれがベストだったわけじゃないからこそ、数え切れないほどの改変と仕様変更を繰り返して今に至るわけだもの。そこには「は?」というマヌケな改悪もあっただろうし、歴史に刻まれるべきツボを突いた奇跡もあったことでしょう。ということで、このnavigator orderも、至るべきひとつの正解例ですね。強烈なバーズアイ・ネック、麗しいアバロン・ドットポジション、そして今も昔も希少なワンピースアッシュ。もうそれだけで究極よ。ブリッジのアーム取り付け部もしっかりしているし、さり気なく22Fだし。違いのわかる男感が濃厚です。(BARKS 烏丸哲也)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/KaYtg18TbwtqysmR7

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