最有力ハードエッジ“ステインド”にお見知りおきを!

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最有力ハードエッジ・バンド、
“ステインド”にお見知りおきを!

 それじゃあみんな、バンドに名前をつけようぜ。このハードエッジな4人組が初めてlimp bizkitの前座をつとめることになったとき、fred durstはそのバンドのアルバムカヴァーに心底嫌悪感を抱き、前座を依頼するのを断りかけた。彼らはいったい何者なのか。

staindのギタリストmike mushokは
「この国にいる人はみんなその話をたぶん3回は聞いてるはず」と断言する。だが、これは実にイイお話である。durstがstaindのインディーズcd『tormented』のカヴァーに血塗られて串刺しにされた聖書が描かれているのを見たとき、彼はstaindのことを悪魔崇拝者だと思い込んだ。だが、それは彼の誤解であった。staindはただ極めてへヴィで苦悩に満ちた音楽を奏でるグレイトなバンドなだけであった。durstはstaindのパフォーマンスを目のあたりにして、最後には彼らのことを気に入り、彼らをflip recordsに紹介した。

5007回目にしてこの話は終わりにして、先に進もう。

durstとハードロック/へヴィメタル専門のプロデューサーterry dateを迎えて最新アルバム『dysfunction』をレコーディングして以来、staindには矢継ぎ早にいろいろなことが起こった。

flip recordsは'99年4月にelektraからこのディスクをリリースし、年末までにはゴールドアルバムに輝いた。
「ラジオとかmtvでほとんど流されることなく俺達は10万枚売った」とmushokは言う。そうなった時点でラジオやmtvはシングル“mudshovel”に飛びついたが、staindは自分達のこれまでの成功を、ノンストップで続けたツアーのたまものと言う。

彼らは幸運にも恵まれてきた。数あるギグ経験の中でも極めつけとして、staindはkid rockの前座をつとめ、そう、あのlimp bizkitが売り物のfamily values tourで演奏した。もともとfamily values tourをスタートさせたkornもときたま飛び入り参加する。「昔よくkornの曲をカヴァーしてたんだ」とmushokは言う。「だから俺達にとってkornと同じステージに立ってプレイするなんて信じられないことなんだ」

たくましくストレートな強烈パンチで、staindはヘヴィなハードロックサウンド復活のおいしいところを頂戴している。「ヘヴィな音楽がいま注目されるようになって、ここしばらくなかった盛り上がりを見せている」とmushokはうなずく。「わかりやすく言えば、limp bizkitがレコードを出すと1週目にno. 1になる。rage against the machineがレコードを出せばno. 1になる。そしてkornもno. 1になる」

だが、マサチューセッツ州スプリングフィールド出身の4人(mushok、ヴォーカルaaron lewis、ベースjohnny april、ドラムjon wysocki)は常に野望に燃えていた。『tormented』はローカルシーンでかなりの成功を収め、まだなお『dysfunction』が絶好調な今すでに次のリリースに照準を当てている。

「次のアルバムがリリースされるかはわからないけど、来年のいま頃までにはレコードをリリースしてたいね」とmushokは教えてくれた。2000年1月に彼ら主演のツアーが始まるとき、移動バスの後部にスタジオをセットアップして週に何日か練習できるようにする予定である。「俺にはアイデアが山ほどある」とmushokは言う。「バンドとしていろんなアイデアを整理して作品としてまとめあげる必要がある」

staindはニューミレニアムの最も前途有望なバンドだが、スプリングフィールドにおいて、「著名人」というステータスまでは達していないようだ。
「もう10年も会ってない高校時代の友達にばったり会ったら、俺達の事情を知ってた」とmushokは言ってにやりと笑う。

「それからおめでとうとか言ってくれたけど、その数分後には昔やってたようにお互い自慢話が始まった」。要するに、大切なのは「与えられたチャンスにはほんと感謝してること、そのチャンスを俺達は最大限に利用したと思っている」ことだと言う。


by janiss_garza

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