続報:''N Syncのサインの列と発砲事件は無関係との警察の見解

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''N Syncは3月23日(水)、カナダのトロントのダウンタウンにあるHMVでニューアルバム『No Strings Attached』のプロモーションを開催した。興奮した何千人ものファンが''N Syncを一目見ようとつめかけた。ところが、サインをもらおうとファンが列を作っていたHMVから道を隔てたところで発砲事件が起こり、イベントは台無しになってしまった。
 トロント警察のLaurna Kozmik巡査部長は、発砲事件は偶発的なもので''N SyncもHMVも事件との関連性は全くない、とLAUNCHに語っている。「発端は、最初はゲームセンターで起きたと思われるYoung Streetでのケンカだった。運悪く、HMVもYoung StreetとGould Street近辺にあり(Young Streetにある)、加えてその地域で大規模なコンサートがあったため、その観客が''N Syncを一目見ようとやってきて、何千人もの若い女性が群をなしていた。そして、さらに運が悪いことに、若い男が足を撃たれて、そのまま立ち去ったというわけだ」と、Kozmik巡査部長は言う。

 警察が現場に到着した時にはすでに被害者も犯人も立ち去ったあとだった。Kozmik巡査部長は付け加える。「警察が到着した時にはすでに事件は終わっていた。HMV近辺で銃声がしたという通報を受けていたが、容疑者も被害者も見あたらなかったため、警官も通常の業務に戻った。それからしばらく経って、St. Michael病院から、銃弾で足を負傷した被害者が救急治療に来たという通報を受け取ったため、事件の捜査が再開されることになった」

 被害者が特定されたものの、事件のいきさつを警察に語りたがらなかったことから、警察ではギャングが関連しているものと見ている、と言ってから、Kozmic巡査部長はこう続けた。「残念ながら、この種の事件では、被害者は警察には話もしなければ、協力もしたがらない。だが、面白いことに、その時HMVで大規模なメディアのイベントがおこなわれていたおかげで、メディアが撮った写真がたくさんある。その中に被害者が写っているものがあったことから、容疑者が誰かのカメラにおさまっていないか、と思っている。ただ、捜査が核心にせまらない限り、容疑者は特定できないというのが現状だ」

 ''N Syncのようなミュージシャンの訪問はトロントの観光業界にもイメージアップにもプラスになる。トロント警察は関連性のない事件のために人々がトロントを避けるようにならないことを願っている。「発砲事件に関連して実施されている捜査で、トロントの評判が落ちることはないと思う。このような事件が今後再発しないよう、トロント警察でも万全の努力をするつもりだ」と、Kozmik巡査部長は付け足した。
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