ジョニ・ミッチェルのトリビュートにエルトン・ジョン、ウィノナ、チャカ・カーンらが参加

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フォークポップの伝説的な人物、Joni Mitchellのトリビュートコンサートが、4月6日ニューヨークのHammerstein Ballroomで行われた模様。Joni Mitchellのトリビュートには、Elton John、Wynonna、Chaka Khan、Diana Krall、Shawn Colvin、k.d. Lang、Richard Thompson、Cassandra Wilsonといった錚々たるスターが出演したとのこと。スペシャルゲストやこれ以外の出演者も詳細が届き次第紹介しよう。もちろんグラミー賞を4回授賞したMitchell自身も出演する。司会は女優のAshley Juddで、コンサートの模様は4月16日の午後9時(東部標準時)に米TNTで放送される。

長年にわたって、Mitchellの音楽はジャンルの壁を乗り越え、何世代にもわたるファンを魅了すると同時に、ロック、フォーク、ジャズ、ポップ、R&B、カントリーの分野で信奉者を生み出してきた。'97年、MitchellがRock And Roll Hall Of Fameに殿堂入りしたときは、本人欠席のため、代理で賞を受け取ったのがGraham Nashだった。授賞式で、彼はミュージシャンとしてのMitchellの強さと弱さについて、次のようなスピーチを行っている。

「Joniは繊細で女性的であると同時にとてもタフな女性で、いつも本物のロックンローラーだ。男といってもいい存在で、本人も男であろうとしていた。特に、僕や、David(Crosby)、Stephen(Stills)にとっては、長年にわたって、また生涯を通じて、彼女は僕らの男友達みたいなものだったんだ」

Mitchellについては、他にもニュースがある。最新アルバム『Both Sides Now』を引っさげた米ツアーを行い、ツアー中11か所で、地元の交響楽団と共演する。『Both Sides Now』は今週リリースされ、収録曲のほとんどはジャズとポップのカヴァーだ。70人編成のロンドン交響楽団もレコーディングに参加、Herbie Hancock、Mark Isham、Wayne Shorterがゲスト参加している。『Both Sides Now』には、タイトル曲、“A Case Of You”“Stormy Weather”のセルフカヴァーも収録されている。今回のツアーは、下の都市以外の都市も追加される可能性があるが、とりあえず現時点で予定されている日程をお知らせしておこう。

5月12日 - Greek Theatre(カリフォルニア州ロサンゼルス)
5月13日 - Concord Pavilion(カリフォルニア州コンコード)
5月17日 - Mars Music Amphitheater(フロリダ州ウェストパームビーチ)
5月19日 - Chastain Park Amphitheater(ジョージア州アトランタ)
5月22~23日 - Madison Square Garden(ニューヨーク州ニューヨーク)
5月25日 - Merriweather Post(メリーランド州コロンビア)
5月27日 - Oakdale Theater(コネティカット州ウォーリングフォード)
5月28日 - Fleet Center(マサチューセッツ州ボストン)
5月30日 - Rosemont Theater(イリノイ州ローズモント)
5月31日 - Pine Knob Music Theater(ミシガン州クラークストン)
6月2日 - E-Center(ペンシルヴェニア州フィラデルフィア)
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