DMXの逮捕状未処理だが、身柄引渡しの予定はなし

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ニューヨーク州チークトワーガで逮捕されたDMXの逮捕状は未処理ではあるが、このラッパーの身柄引渡しは行われない予定だ、と裁判所の職員はLAUNCHに語っている。

プラチナディスクとなったアルバムを何枚も出しているこのアーティスト(本名Earl Simmons)は3月3日、ニューヨーク州北部で逮捕された。その前夜、バッファローで開催されたRuff Ryders/Cash Moneyツアーに出演したあとの出来事だった。チークトワーガ警察は、制限速度時速50マイルのケンジントン高速道路で時速65マイルで運転していたとされるDMXを発見し、逮捕した。DMXは翌日3月4日に仮釈放され、L.A.で開かれたSoul Train音楽賞に出席し、年間ベストエンターテイナーに贈られるSammy Davis Jr.賞を受賞した。

DMXは3月22日(水)、チークトワーガ裁判所に出頭することになっていたが、結局現れなかった。これはRuff Ryders/Cash Moneyツアーに参加するため、ヒューストンにいたからである思われる。このツアーにはJuvenile、Eve、B.G.も参加していた。身柄の引渡しは費用のかかる手続きで、今回のケースには正当な手続きとはならない、と裁判所の職員は語る。DMXに対する起訴内容は比較的軽いためだ。しかし、「我々が迎えに行くよりも、彼が自分から出頭した方がいい」とも語っている。
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