Tina Turnerを敬愛するライオネル・リッチー

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 3月23日夜、ミネソタ州ミネアポリスでTina TurnerがTwenty Four Sevenツアーを開始。このツアー、北米ではLionel Richieが特別ゲストとして出演している。Lionel Richieは現在、次のアルバム『Renaissance』をまとめているところだ。
 LAUNCHのインタヴューで、Richieは、コンサート会場はそれぞれ違うし、コンサートそのものもひとつずつ全く違う、と言う。「どんな町にも独自の雰囲気がある。僕は歌を歌って、みんなを少し驚かせるだけ」と説明する。「驚きは必要だよ。コンサートではこれがすごく大切だと思う。どんな風にするかは今のところは秘密。でも、途方もないものになることは確か。だって、僕がそうしたいと思ってるから。肩が凝るようなものにはしたくない。シカゴ、ダラス、アトランタ、ニューヨーク、フィラデルフィア、香港、ロンドン、ローマで熱狂した聴衆が狂ったように騒ぐ……聴衆がその夜のコンサートを最高のものにするんだ」

 Richieは、どんなに大変な思いをしてでもツアーをする価値があると考えている。25年以上もヒットを生み出し続けていても、コンサートで歌うことに喜びを見いだしているのだ。「歌わない限り、今までやりとげてきた仕事を楽しめない。聴衆の見せる愛着を目の当たりにすると、自分の歌がひとりひとりにとって意味を持っているんだっていうことを実感できる。心から謙虚な気持ちにさせられるよ」

 Turnerとツアーをできることが、Richieにはうれしくてたまらない。「Turnerは本当にすごい人。僕がやっていることを全部経験してるし、音楽業界をすみずみまで知っている。Turnerを見ているとホッとすると同時にゾクゾクさせられる」。Turnerとのツアーをとても楽しみにしていることの理由としてRichieはこう付け加えた。「それに、僕よりも話がうまいからね」
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