RZA、「Ghost Dog」のサントラをやり直し

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 ヒップホップ界ではRZAの制作した作品が酷評されることは珍しいが、彼のサウンドトラック初挑戦では、やり直しが命じられた。脚本家/映画監督のJim Jarmuschは、映画「Ghost Dog: The Way Of The Samurai」のサウンドトラックをWu-Tang Clanのプライマリープロデューサー、RZAに依頼した。古来の武士道の教えに導かれるプロの殺し屋Ghost Dog(Forest Whitaker)のアドヴェンチャーを描いたこの映画のエッセンスを、独自のヒップホップに東洋の音楽や哲学を取り入れるRZAはうまくとらえることができるとJarmuschは読んだ。

 Jarmuschの選択は正しかったが、RZAの作品はやり直さねばならなかった。RZAがLAUNCHに語ったところによると、JarmuschはRZAが作った最初のヴァージョンが気に入らなかったらしい。「弦楽器のアレンジで典型的な映画音楽をたくさん作って渡したら“いったいこれは何なんだ。俺の言ってることがわかるだろ。俺達が探してるのは……俺が欲しいのはRZAのサウンドなんだよ”って言われたんだ。話があったとき、自分の映画音楽の編曲を担当できるときいてそりゃ興奮したよ。でもJimは映画にWu-Tang Clanのサウンドが欲しかったみたいで、作り直すことになったんだ。実際のところ、Jimはワイルドなサウンドを欲しがったから逆に制作が楽になった」

 彼の他にもヒップホップアーティストがサウンドトラックを制作している。TimbalandとStanley Clarkeが「Romeo Must Die」(3月22日公開)のサントラを共同制作し、Wyclef JeanがEddie Murphy、Martin Lawrence出演の「Life」のサントラを制作している。またSchoolly DはAbel Ferraraの映画のサントラを何本か手がけている。「Ghost Dog: The Way Of The Samurai」は現在劇場公開中。

 Wu-Tang Clanの近況については、ラップアーティストによるプロレスラーの新しいテーマ音楽を集めたアルバム『World Wrestling Federation Aggression』にOl'' Dirty BastardとMethod Manが客演している。
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