Metallica、Napster閉鎖の判決に喜ぶ

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 7月28日午前0時執行のファイル交換ウェブサイト、Napsterの閉鎖を命ずる7月26日の連邦裁判所の判決に対し、Metallicaのメンバーは、サンフランシスコの地方裁判所の裁判官、Judge Marilyn Patelは“勇気ある歴史的な”判決を下したとしている。

「全てのアーティストが自分の芸術作品を保護し管理する権利を法廷が認め、支持したことを非常に喜んでいます」とMetallicaはバンドとしてのコメントを発表した。
「Judge Patelは、ミュージシャン、ソングライター、映画製作者、作家、画家、その他全ての創造芸術家の著作権は、オンライン上でも今までオフラインで与えられていた権利と同様に保護されるということを認めたのである」

 Metallicaは、4月に著作権侵害で訴えた相手であるNapsterの主張する法的論争を“尊重”するとしながらも「知的所有物を尊重しない社会は貧しい社会である」としている。

 また、Metallicaは今回の試練においてバンドを支持し続けてくれたファンに感謝を述べた。
「我々と同じように彼等、またこの国のほとんどの人がそうだと思うが、どういった形であれ窃盗をよしとする考えには納得しないと思う」

 判決の翌日の人々の反応は、はっきりと意見を言うバンドであるMetallicaが、Napsterを訴えることにより、ほとんど自分達の力だけでこの問題に人々の目を向けさせてから、一貫して取ってきた姿勢に共感するものであった。ギタリストのKirk HammettがMetallicaの動機に付いて最近LAUNCHに語っていた。
「正しいこと、道義的なことだと思っているからしているんです」と言っている。
「つまり、僕達自身、そして全てのアーティストの為に立ち上がり、自分達の所有物の所有者としての権利の為に闘っているんです。誰も自分の持ち物を盗まれたくはないですから」

 NapsterのCEO、Hank Barryは公式コメントの中で、会社としては“裁判官の判決に断固として異議を唱える”が、控訴の停止以外は命令に従うとしている。「今回の判決は、基本的に、個人対個人の非商業的ファイルの共有が法に違反するとするものである」

記:Neil Weiss、ロスアンジェルス、Darren Davis、ニューヨーク
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