そろそろあきたんじゃない? 何か落ち着いた音を聴きたいだろ?

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そろそろ飽きたんじゃない?
何か落ち着いた音を聴きたいだろ?

色男のイメージを完全に消してしまいたいのなら、射撃場でインタビューを開始するといいだろう。確かに、厳密な意味ではBrian McKnightとは言葉を交わさなかった。飛び跳ねる弾丸のつんざくような騒音と着用義務のある耳栓で対談はほとんど不可能だ。しかし、様々な標的を撃ちまくっているのは、これまでセンシティブなソウルシンガーの見本とされてきた人物なのである。しかも彼は上機嫌だった。

どこか殺し屋のようないかついラップファンのまねをするなんて、全く予想外ではあったが、30歳のシンガー・ソングライターBrian McKnightは、少なくとも音楽作りの話題となればいつもの堅物でいる方が幸せのようだ。

McKnightはいくぶんソフトなイメージで語る。

ブーン・ブーン・ブーンという音にそろそろあきたんじゃないかい。何か落ち着いた音を聴きたいだろう。人が考えたくないようなことを考えさせることで俺は成功してきたんだ。誰かのことを好きになって、心が体から引き裂かれた時のことなんて考えたくないだろう。だけどどいうわけか、俺はそうすることができて成功してきたんだ

「Back At One」はまたまた、McKnightの洗練され情熱的な大人のR&B/ポップある。アルバムの収録曲は、音楽家McKnightが、実演家McKnightであることをも強調しているが、これは彼の望んでいることなのである。

そんな流派の出身なんだ」とMcKnightは話し始める。

誰が好きかって尋ねられたらいつも、自分自身の作品を演奏し、書いて歌っている人だって言うね。音楽界の巨人たちが持っていた考え方と同じ考え方を持ってるから、ライブでうまくできないものはスタジオではやらない、そんな流派に属しているんだ。こう言うのも自分への挑戦なんだ。“OK、もっとうまくやるよ。自分のキャリアを維持するためにレコード会社との契約前にやってきたことを続けていくよ”ってね。12年たったけど、今もその考えでいる。音楽を作るのが大好きだし、できるだけ長く、自分でやりやいようにやっていきたいんだ

過去の大ヒットによって、McKnightは音楽を地道に、自分流に作っていく権利を手にした。(若干19歳で契約を果たしたMcKnightは)いつもR&Bの人気者だったが、'97年にリリースされた3枚目のCD『Anytime』によって、このニューヨーク州バッファローの出身者は、“アーバン”という制約を離れポップスというより豊かな世界へと移っていくことになる。

トップ10の成功を遂げた『Anytime』のタイトル曲はMcKnightに2つのグラミー賞をもたらし、それまでまったくさえなかった彼は、にきび面をした大勢の子供たちの崇拝する対象になっていた。もちろん、メインストリームの成功(つまり白人の支持を得ること)は、ブラックポップスの中心人物にとっては時にトラブルを意味するが、ここでも、McKnightは苦労していない。

(俺の中心的なファン)を見捨てようなんて思ったことはなかった」と彼は語る。

俺が学んだのは、どうやったらふたつのちょうど真ん中にいられるのかってこと。アーバン系ににとっても気持ちよくて、ポップス系ラジオでも無理がないようなね

by Amy Linden

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