パールジャム、選挙人名簿登録有権者に無料チケットを配布

Pearl Jamは米国において価値ある公益事業に参加してくれたファンに無料チケットを配布する。Pearl Jamはコンサートの始まる前、午後5時30分から8時30分の間で選挙人登録をしてくれる有権者を募集している。登録してくれた人全員にコンサートチケットが送られる。今年行われる大統領選で若い世代の選挙人登録者を増やすことが目的だ。

是非参加したいという方は氏名、自宅の電話番号、Eメールアドレス、居住都市名、希望公演日、その他関連事項を記入の上、DigitalKat@aol及びOfTheSea@aolまで。メールの題名はRegister Voters、公演日を付与すること。なお、これは正式なものであり、全ての応募者は責任を有し、いたずら、ひやかしなどは厳重に禁止する。

ボーカルのEddie Vedderは投票してもらうためにはステージでだらだら言うよりも、人々を動かし、登録してもらう方がずっと効果的だと主張する。
「いつもロックバンドのヴォーカルとしてステージ上から見下ろすように話しかけることに気兼ねを感じている」と彼は言う。
「まず、バカだなあと思うのは、こんな問題をロックバンドのヴォーカリストにやらせるということだ。でも、じゃあ、芸術は社会と何の関わりもなく存在すべきかというと、そうではない。そういうことの繰り返しになってしまう。何らかの責任がそこにあるのだ」

Pearl Jamの米国ツアーは現在続行中。11月5日故郷のシアトルで最終日を迎える。また、Pearl Jamはfivehorizons.comにてアルバムジャケットを発表。9月26日より数種のライヴアルバムをリリースする。

記：Darren Davis、ニューヨーク