B.B. King、『Riding With The King』実現はテレビのおかげ

　伝説的ギタリストであるEric ClaptonとB.B. Kingは、共作のアルバム『Riding With The King』のプラチナ獲得を祝っていることだろう。このアルバムは、初夏に発売されるとBillboardで初登場3位を記録した。驚くことにKingにとっては50年近いキャリアの中で初のプラチナアルバムとなる。

　Kingは、旧友Claptonとアルバムを作りたいとずっと思っていたが、現実となったのはテレビに出ていたClaptonを観たおかげだとLAUNCHに語ってくれた。
「（テレビで）Larry King（米国の人気トークショウ）を観ていて、Ericが俺とCDを作りたいって言っているのを聞いたんだ。その言葉をずっと待ってたんだよ」とB.B.は言う。
「以前に『Deuces Wild』で「Rock With Me Baby」を一緒に演って、それももうだいぶ前になるけど、それ以来ずっと一緒にCDを作りたかったんだ。だけど、彼は本当にいい奴で、いつも人の為になにかをするような人なんで、友人として押し付けるようなことはしたくなかったんだ。だから、彼が一緒に演りたいって言っているのを聞いたときはすごくうれしかったよ」

　Kingは現在、Buddy Guy、Susan Tedeschi等と共に夏の恒例となったブルースツアーの真っ最中である。

記：Gary Graff、デトロイト