LL Cool J、プロモーターに訴えられる

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LL Cool JはNo.1デビューアルバム『G.O.A.T.』の売り上げの一部を持っていかれることになりそうだ。彼は10月4日(水)にニューヨーク上級司法裁判所に出廷し、ボストンにあるJC Entertainmentの怒りに燃えたプロモーター、Jerry L. Costaが起こした訴訟に立ち向かわなけばならない。プロモーターは'99年秋に行なわれた大イヴェント、ヨーロッパフェスティバルをLL Cool JことJames Todd Smithが5日前の土壇場になってキャンセルしたと主張、ラップ界のスーパースターに2億ドルの支払いを求めている。

契約書にはキャンセルする場合、60日前にその旨を知らせなければならないと記載されていたが、LL Cool Jは人食い鮫がタンカーを襲うパニック映画「Deep Blue Sea」をイギリスとオランダで撮影するため、その義務を怠った。
「最初、あいつはでっちあげの言い訳を言っていた。後になって、事実を認めたんだ」
CostaはLAUNCHに語った。
「奴はエージェントのせいだとか、マネージャーが悪いだとか言って、両方ともクビにした」
Costaは差し止め命令が出ているにもかかわらず、LLが別のヨーロッパツアーをブッキングしようとしていることを聞いて怒りが頂点に達したと言う。

LL Cool Jの弁護士からは詳細は聞けなかった。また、所属レーベルDef Jamはノーコメントを通している。

記:Janine Coveney
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