元スティックスのヴォーカル、Dennis DeYoungがバンドを訴える

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Styxのリードヴォーカル/キーボードのDennis DeYoungが、かつてのバンド仲間を相手に連邦裁判所において訴訟を起こした。しかし、Styx側はこの件についてまったく聞いていないという。

Chicago Sun-Times紙の報道によると、DeYoungの主張は次のようなものだ。彼は'90年に最盛期のメンバー(ヴォーカル/ギターのTommy ShawとJames Young、ベースのChuck Panozzo、ドラムのJohn Panozzo)と、バンドやその商標に関するあらゆる事項の決定ついては全員が同意することを条件とした契約の更新を行なった。

DeYoungは、'99年のStyxツアーには健康上の理由で参加しなかったが、現在Styxの活動に関する決定において除外されているという。訴訟内容は、'96年に死去したJohn Panozzoを除くメンバーのYoung、Shaw、Chuck Panozzoを被告とするものである。DeYoungは、現在行なわれているStyxのツアー収益のシェアや訴訟費用を含む損害賠償金を要求している。

一方、Styxのメンバーは、訴訟に関してまったく聞いておらず、この報道に驚きを隠せないでいる。マネージャーのCharlie DruscoがLAUNCHのインタヴューに答えたところによると、Styxは現在ツアー中でカナダに滞在しており、その後はヨーロッパツアーに向かう。現在のところ、Styxの関係者は誰1人として、この訴訟に関する正式な知らせを受け取っておらず、もしこの件が事実であれば、これがDeYoungからバンド関係者への18カ月ぶりの連絡になるという。またDruscoは、StyxとDeYoungに関わっている弁護士全員に確認をとったが、訴訟のことを知る者はいなかった。彼は、さらに何人かの契約専門の弁護士に契約内容について問い合わせをしてみたが、全員とも“Styxという名前の使用には全く問題はない”という返答だったという。

DeYoungは1年程前のLAUNCHのインタヴューで、ShawとYoungが彼のStyxへの関与に関して話し合いを持とうとしないことへの不満を訴えていた。
「電話でもいいからどこかで会議をして、問題について皆できちんと話し合おうと何度も持ちかけたが、彼らは僕と話すことを拒否してるんだ。僕が病気だということもあって、この状態はすごくつらい。2人が……いや、彼らがどういうつもりか分からないんだ。ひどく不安だよ」

Shawは、今年初めのLAUNCHのインタヴューで、DeYoungがバンドの問題について公に話していることに失望していると言っていた。
「僕は昔から、バンドのプライベートなことに関しては、プライベートなまま留めておくべきと考えてるんだ。ファンはそういった事柄を知らされる必要はない。彼らが僕らのコンサートに来るのは、自分の抱えてる問題を忘れるためであって、僕らの問題を聞かされるためじゃない。彼らの気分が軽くなり、その後も元気でうまくやっていけることを願うんだ。Dennisにも元気でいてほしいし、彼の幸せと成功を祈ってるよ」

記:Gary Graff、デトロイト、Bruce Simon、ニューヨーク
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