ドン・ヘンリー、ファンに訴えられるが、検察は苦々しい対応

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EaglesDon Henleyは、10月4日にアーカンソー州リトルロックで行なわれたソロコンサートの最中にマラカスで観客のおでこを叩いたためファンに訴えられた。

訴えを起こしたのはMary Ann Haley(43歳)という女性。コンサートでHenleyの写真を撮ったとき、Henleyがマラカスを握って彼女を殴り、彼女を指しながら観衆に向かってこれ以上カメラのフラッシュをたかないように忠告したという。

女性は10月13日、アラスカ州裁判所に訴訟を起こし、何らかの賠償と刑罰を求めた。訴訟で、彼女は肉体的負傷および「恐怖、苦痛、落胆、無念、心配、不名誉、困惑、冷遇、嘲り、悲嘆、羞恥、屈辱、憤り、激怒を含む極めて不快な精神的反動」があったと主張している。

苦情の書類を受け取ったアーカンソー州プラスキ郡検事Larry Jegleyは、この女性は金銭欲しさに訴訟を起こしているとLAUNCHに語った。さらに検事は、ただでさえ忙しいのにHenleyの犯罪行為について調査を依頼され、原告とその代理人Daniel Traylorに憤りを感じていると言った。
「私はレイプ犯や殺人犯、児童への性的虐待犯などを手がける検察官だ。今回はあまりにもバカげた事件の調査なので本当に頭にきている」
Jegleyによれば、問題の事件現場を目撃したが悪いのは女性のほうだ、という目撃者からの電話が事務所にかかってきたと言う。

JegleyはTraylorを「大量の狂気」と称した。ちなみに、Traylorは最初にクリントン大統領をセクハラで訴えたPaula Jonesの代理人だった。JegleyはTraylorのことを「彼は車を追いかけている犬だ。一度捕まえてしまうと、それで何をしたらいいのか分からなくなる」と言った。

Jegleyは、今後このようなつまらない訴訟を助長してしまうことになりかねないので、Henleyが賠償金を支払うようなことにはなってほしくない、と付け加えた。現時点でHenleyのマネージャーから返答は得られていない。

記:Sue Falco、ニューヨーク
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