AC/DC、ベルギーのライヴでファンが事故死

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AC/DCが10月14日にベルギーのヘントで行なったライヴで、38歳の男性が落下事故のため死亡した。英国のNew Musical Express紙によると、ファンのIsidoor Theunissenは、ショウの最後の曲で椅子に登りダンスをしていたところ足を滑らせ、約7メートル下のコンクリートの床に叩きつけられたという。Teunissenは、市の大学病院へ運ばれたが、翌10月15日早朝にケガが原因で亡くなった。警察は現在、この死亡事故を調査中。

会場となったGhent's Flanders Expo Centre(収容人数1万3300)の広報官は、この会場でコンサートを行なうようになった14年間で初めての死亡事故であるという。AC/DCはコンサート終了後、数時間たつまで、男性の死亡については知らされていなかった。バンドは、最新アルバム『Stiff Upper Lip』をともなったヨーロッパツアーの最中で、10月15日のフランスのメッスでの公演は予定通り行なわれた。AC/DCのマネージメントでは、事故についてコメントはできないとしている。また、10月16日現在、レコード会社の担当からは、なんの返答も得られていない。

記:Sue Falco、ニューヨーク
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