ストーン・テンプル・パイロッツ、“No Way Out”が『No.4』からの最後のシングル

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ラジオから流れてくるStone Temple Pilotsのシングルは、しばらくの間“No Way Out”になるだろう。STPは『No.4』からのシングルリリースをこれで最後にすると決めた。バンドは'01年1月より、長年のパートナーであるプロデューサーのBrendan O'Brienと共に新アルバムのレコーディングに入る。

また、ヴォーカルのScott Weilandはバンドの公式ウェブサイトで、当選者が決まらず混乱の続く米大統領選について、民主党のアル・ゴア副大統領を支持するコメントを発表している。
「若い人たちは、各党の政策の本当の内容についてキチンと理解していないと思う。もし、ブッシュ氏が選ばれたら、彼は確実に最高裁判所に右翼の裁判官を配置し、“ロー対ウェード(妊娠中絶を認めた最高裁の判例)”を覆して、女性の自分の身体における選択の自由を奪ってしまうだろう。こうした前例を作り上げてしまうことは、私たちの国にとって非常に危険なことである」

「これは考えてみれば皮肉なことだ。共和党は常に民主党が支配的過ぎて、政治的規制を求めすぎると訴えてきた。それが現実には、民主党の掲げている内容はこの国の人権を守るものであり、共和党が真に求めているのは、少数の人間を満足させるためだけに、人々から基本的な自由を奪うということなんだ。その少数の人間とは、ほとんどが裕福な白人の年配男性だ」

今年、発売が予定されていたStone Temple Pilotsのグレイテストヒット・アルバムは、延期された後、現在まったくの棚上げ状態となっている。

Darren Davis、ニューヨーク
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