ブルース・スプリングスティーン、クリスマスライヴで新曲を披露

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12月17日(日)の夜、Bruce Springsteenは、生まれ故郷のニュージャージー州、Asbury Park Convention Hallで行なわれたクリスマスコンサートで新曲を披露した。演奏された新曲は“My City In Ruins”で、これはSpringsteenが以前住んでいた愛着のある町、Asbury Parkの再開発計画に捧げたものだ。Springsteenは長い間、現在も進行中のAsbury Park再建プロジェクトを声を大にして支援し続けている。

このコンサートは、「Bruce Springsteen Holiday Show With The Max Weinberg 7 With Friends」(The Max Weinberg 7とその仲間とBruce Springsteenによるクリスマスショウ)と題されたチャリティー・コンサートで、E Street Bandのメンバーと同郷であるNew Jerseyの大御所、Southside Johnnyをフィーチャーしている。セットリストには“For You”や“Kitty's Back”といった、めったに聴くことのできないSpringsteenの初期のアルバムからの曲がいくつか含まれており、'99年から'00年のワールドツアーのときとはうって変わったものとなった。“The E Street Shuffle”の途中ではCurtis Mayfieldの“Movin' On Up”が少し演奏された。他になじみのある曲では“Bobby Jean”“Roll Of The Dice”“Lucky Town”も演奏された。そして、この夜の注目曲は何といっても“Rosalita”だ。Springsteenは今年初めのツアーで、故意にこの曲を避けていた。

昔からのファンにとって懐かしの曲を生で聴く機会が減る一方で、Springsteenは今回のライヴがクリスマスコンサートだということを忘れてはいなかった。その証拠にステージでは“Jingle Bells”“Blue Christmas”“Run Run Rudolph”“Merry Christmas Baby”“Christmas, Baby Please Come Home”“Santa Claus Is Coming To Town”が演奏された。

Springsteenとその仲間たちは12月18日にコンサート2日目の日程を終えた。追加公演などは発表されていない。

Bruce Simon、ニューヨーク
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