夢を追いかけているすべての人に…!

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昨年7月にマキシ・シングル「Blood Type AB-Lover」でデビューし、夢を現実のものにした21歳の女の子、hiro:n(ヒロン)。

21世紀一発目のリリースとなる3rdシングル「マーガレット」は、彼女が19歳の時に生まれて初めて作った曲で、
未来への憧れや不安など、思春期の女の子の気持ちがストレートに綴られている。

夢を追いかけているすべての人に捧げたい、そんな1曲だ。


マキシ・シングル「マーガレット」
2001年1月24日発売
COCA-50466 1,260(tax in)


1.マーガレット   
2.Precious Song
3.マーガレット(Nu Groove Version)




hiro:nからビデオ・メッセージが
届いています。

――「マーガレット」は生まれて初めて作った曲だそうですね。

hiro:n:
ええ。高校を卒業してから大学に進むために東京に出てきたんですけど、本当の目的はシンガーになることで、人に曲を提供してもらってデモテープとか作ったりしてたんですね。でも19歳の夏頃に、なんかうまくいかなくなってしまって…。そういうちょっとモヤモヤした気持ちを抱えつつ、夏休みで実家に帰る飛行機の中で生まれた曲なんです。東京で暮らし始めてから「歌を歌いたい」っていう想いがますます強くなって、私なりに頑張ってたんだけど、なかなかうまくいかなくって、けっこうツライ時期だったんですよ。だから自分に向けて、「せつないけど頑張ろう!」みたいなことが言いたくて。

――ご実家は北海道でしたよね?

hiro:n:
はい。私の部屋は2階にあって、ちょうど窓からマーガレットがたくさん咲いているのが見えるんですよ。その風景を思い出しながら飛行機の中で詞を書いて、お家に帰ってから、置きっぱなしにしていたキーボードでメロディをつけていったんです。ピアノは幼稚園の頃から習ってたけど、コードとか理論とかは全然わかんなくて。歌いながら、そのメロディをキーボードで探して…っていう感じでしたね。

――初めて作ったとは思えないくらい、すごくドラマティックで…完成度の高い曲だなと思いましたが。

hiro:n:
ありがとうございます。かなり、気合い入れて作ったんで(笑)。曲作るのって難しいんだろうなってイメージがあって作ったことなかったんですけど、実際にやってみたら意外と楽しいんだなってことがわかって、それからはどんどん作るようになりました。

――作曲を始めてから、自分の音楽観に変化はありましたか?

hiro:n:
あぁ、変わりましたねぇ。もっと研究しなきゃと思って、いろんなものを聴くようになったし、音楽を追求して聴くようになったかな。それに自分の好きな音楽の種類っていうか、自分の好きなテイストがはっきりしたというか。私が一番グッとくるのは、ブラック・ミュージックとか、とにかくグルーヴのあるものなんだなって。

――確かにhiro:nさんの魅力は、グルーヴィでソウルフルなところだと思うんですけど、同時にすごくポップな面も持っていると思うんですよ。

実物もとってもカワイイ、hiro:nちゃん。取材に同行した編集部男性2人もすっかり舞い上がって大変!!

hiro:n:
そうですね。ジャクソン・ファイヴアレサ・フランクリンも好きですけど、幼稚園の頃からチェッカーズとか歌ってましたからね(笑)。高3の学校祭で友達と2人で思い出作りにライヴをやった時は、みんなにウケるようにハンソンPUFFYの曲を歌ったり…。そういう感じで私の曲もジャンルにこだわらず、いろんな人に楽しんで聴いてもらえたらいいなと思います。

――hiro:nさん自身、音楽のない生活は考えられない?

hiro:n:
ウォークマンとか手放せないタイプですね。旅行に行く時とかもMDケースにいっぱい詰めていくんで、すご~い荷物に…。なんか自分が聴きたい時に聴きたい音楽がないとイヤなんで、とにかく大量に持っていくんですよ。結局、聴かないものとかもけっこうあったりして(笑)。

――なんか地方キャンペーンとか大変そうですね(笑)。

hiro:n:
はい。私1人で大荷物!?(笑)

――それでは最後に21世紀の抱負を聞かせてください。

hiro:n:
21世紀明けて一番最初に、思い入れの強い曲を出したいなと思って、この「マーガレット」を選びました。歌詞の最後にもあるように、“眩しい夢があると信じた今日の日を記念日にして 明日を歩いて行こう”っていう想いが込められています。それから今、アルバムを作っていて、すごくいい感じなんですよ。3月頃にリリースできると思うんで、楽しみにしていてください。hiro:nは作詞作曲をして、歌も歌っているんですけど、やっぱり一番はシンガーでありたくて。自分のルーツとなっている音楽を大事にしながら、いい歌を歌っていきたいなと思うので、これからも応援してください!!

取材・文●水越真弓

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