マイケル・ジャクソン、Oxford Unionで講演を行なう

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3月7日(水)、Michael Jacksonは英国Oxford Unionで講演し、今日の子供たちに影響を及ぼしている諸問題について、彼の考えを伝える感動的なスピーチを行なった。Jacksonは各国でHeal The Kidsプログラムを推進しており、世界共通の児童権利法案を提唱するよう大学での講演を依頼された。

Jacksonは特に話題が自分の子供時代におよぶと、スピーチの途中で時折泣き崩れた。
「5歳の幼い子が“Rockin Robin'”や“Ben”を大きな声で歌い、観客を喜ばせますが、その笑顔の裏に少年の面影はありません」
Jacksonは満員のホールでそう語った。大部分の観衆は「King of Pop(ポップの王)」の言葉を聞くために2時間以上も待っていた。というのもJacksonの到着が遅れたからだが、彼の広報担当者は交通渋滞と、骨折した足を診察しに通院していたためだという。

Jacksonはスピーチの途中でOxford Unionの歴史に触れる次のような言葉を述べた。
「これまでにもMother Teresa、Albert Einstein、Ronald Reagan、Robert Kennedy、Malcolm Xといった、高貴な人物によって満たされたこの場所で、講演させていただくことを嬉しく思います」

Oxford Unionは世界の主要なディベート協会であり、学生に講演を行なうため毎年数名の有名人を招いている。辞職後のRichard Nixonが最初に公のスピーチをしたのもOxford Unionだった。2つの殺人罪に問われて無罪となったO.J. Simpsonが唯一の公式スピーチを行なったのもこの場所だ。Jacksonは過去に性的児童虐待の嫌疑をかけられたこともあり、講演には批判的な声もあったが、Oxford Unionは言論の自由という信条に基づいてスピーチを許可した。

Chad Dougatz、ニューヨーク
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