ボブ・ディランの“秘密の”妻が新刊の伝記を批判

ツイート
Bob Dylanは新しく出版された本の中で、秘密にされていた結婚と現在15歳になる娘がいることを暴露された。彼はこれについてコメントしていないが、問題の女性はそうではないようだ。元Dylanのバックシンガー、Carol Dennisは、この度出版されたHoward Sounes執筆による非公認のバイオグラフィー、『The Highway: The Life Of Bob Dylan』に反論し、本の中で不的確だと感じた部分をはっきりさせるために声明を発表した。

Dennisが言うには、彼女とDylanは結婚していたが、「娘(Desiree Gabrielle Dennis-Dylan)が普通の生活を送れる」ように、カリフォルニアの法律を使って婚姻記録を非公開にしていたとのこと。Dennisはまた、娘の出生証明書にDylanの名が記載されていないのもそのためだと言う。

Dennisは、娘がいることを秘密にしていたという著者のSounesの主張を取り上げ、次のように答えている。
「Bobに“隠し子がいる”と記述するのは、卑劣でバカげています」。Bruce SpringsteenStevie Wonderと仕事をしたこともあるDennisはこうも語る。
「彼は絶対にそんなことはしません。Bobは素敵な人で、Desireeにとって良き父親なのです」

Dennisはまた、Dylanが'90年代半ばからほとんどノンストップでツアーを続けているのは、数百万ドルにのぼる離婚金を支払うためだというSounesの記述についても反論している。
「'90年代からBobにコンサートを強要し、多額の慰謝料をもらったというのはまったくのでたらめで、人を傷つける無責任な発言です」

DesireeはDylanの5人目の子で、Dylanは'77年に離婚した前妻、Saraとの間に4人の子供がいる。

Gary Graff、デトロイト
この記事をツイート

この記事の関連情報