コアーズが南アフリカ民主化記念コンサートでマンデラ氏を前にライヴ

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南アフリカの民主化7年目を記念したコンサート“South African Freedom Day Concert”が、4月29日(日)にロンドンのトラファルガー広場で開催され、アイルランドのバンド、CorrsR.E.M.などが出演した。Corrsらは、元南アフリカ大統領のネルソン・マンデラや英国のトニー・ブレア首相を含む約2万人の観客を楽しませた。

Corrsのメンバーはコンサート終了後、マンデラ氏と直接会見した。英Times紙は、“バンドのライヴに非常に感動したマンデラ氏は、その後メンバーに会ったときに南アフリカの曲を歌って聴かせた”と伝えている。

このイベントでCorrsはR.E.M.との共演も果たした。CorrsはR.E.M.の“Everybody Hurts”をカヴァーしており、'99年のライヴアルバム『MTV Unplugged』に収められている。

Corrsが初めてこの曲をカヴァーしたのは、アルバムとなったライヴより数カ月前のこと。TVでも放映された、北アイルランドで起きた爆弾事件被害者の遺族のためのチャリティコンサートのときだった。Andrea Corrは、“Everybody Hurts”はそのときの状況にピッタリの曲だと感じたとLAUNCHに話してくれた。
「歌詞が非常に美しくて、人を救ってくれるものだと思う。あの頃は、多くの人が暗くて落ち込む曲だと言っていたけれど、私は人を力づけてくれる曲だと常に感じていたわ。“You're not alone(君はひとりじゃない)”“take comfort in your friends(友達に頼りなさい)”という歌詞、それが私にはすべてを語っているようだったの。(困難な状況のとき)私たちはあなたをひとりぼっちにはさせておかない、君はほったらかしになんかされないんだよ、ということなの」

Corrsの3rdアルバム『In Blue』の米国での売上は、100万枚を突破してプラチナ・ディスクに認定された。米国内ではバンド初のミリオンセラーであり、このアルバムが100万枚以上の売上を記録したのは、これで世界27カ国となった。Corrsは6月11日に米CBSの『The Early Show』に出演する。

Neal Weiss、ロサンゼルス
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