ジョージ・ハリスン、肺ガンの手術から回復

George Harrisonはガンの手術を受け、イタリアで療養中だといわれている。ロンドンにいる彼の弁護士の声明によると、この元Beatlesのギタリストは、片方の肺にできたガンと思える腫瘍をミネソタのMayo Clinicで摘出したとのこと。

声明は次のように述べている。
「手術は成功しました。Georgeは順調に回復しています」「彼は精神的にも安定し、良い状態です。'99年に襲撃されて以来、最もリラックスし、解放された感じです。彼は現在、トスカナで休養しています」

声明はこう続いている。
「さまざまなことが過ぎ去る（All Things Must Pass）のですが、Georgeは現在のところ予定がなく、この世界にしっかりと生きています（Living In The Material World）。皆さんによろしくとのことです。神の御加護がありますように。心配しないでください」

58歳になるHarrisonは過去にもガンの治療を受けたことがある。'97年に首にしこりが見つかり、ガンになる可能性があると判明。そのしこりを除去した後、Harrisonは2度の放射線治療を受けた。彼はその時のことを次のように語っている。
「絶対にたばこが原因なんだ。何年も前にたばこをやめたんだけど、しばらくして、また吸い始めた。それで'97年にまた禁煙したんだ。このしこりはまだガンになる前の段階で発見されたので運が良かったと思う。ガン細胞にもいろいろあって、これはすごく基本的なタイプだったんだ」

Harrisonはまた、過去に生死を分ける決定的な状況に出くわしたことがある。'99年12月、英国にある彼の自宅に侵入者が押し入り、胸を刺された。襲撃者のMichael Abramは、精神異常を理由に無罪となり、現在、厳重な精神病患者の施設に収容されている。

Sue Falco　Bruce Simon、ニューヨーク