クレージー・ボーン、シャーデーのサンプリング許可に感激

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2ndソロ・アルバム『Thug On Da Line』をリリースしたBone Thugs-N-HarmonyのKrayzie Boneが、アルバムからの1stシングルとなる“Hard Time Hustlin”のプロモーションビデオ撮影を5月6日と7日の2日間、ロサンゼルスで行なった。この曲はSadeの“Feel No Pain”がサンプリングされている。

Krayzie Boneは、Sadeからサンプリングの許可をもらって驚いたとビデオ撮影の合間にLAUNCHに話してくれた。
「今までにも他のSadeの曲を使ってたりしたんだけど、アルバムに入れたことはなかったんだ。彼女の許可は得られないだろうって言われてたからね。でも、この曲を作ったときは、“待てよ。ひょっとしたら彼女はこれを気に入るんじゃないか。彼女自身がやってるのと似た感じだもんな”みたいに思ったんだ。曲全体の雰囲気がね。それで“これは(許可がもらえるか)ちょっと試してみよう。いいだろ?”って感じで、実際に試してみたらすぐに返事がもらえたんだ。たぶん、曲を聴いてすぐに許可したんだと思う。“ああ、ホッとした”って思ったよ。だって、俺はずっとSadeの曲のファンだったんだぜ。それこそガキの頃からね」

また、プロモーションビデオは曲の内容を表していると教えてくれた。
「ビデオでは小さな子供の頃の俺、ティーンエイジャーの俺、そして今の大人になった俺が出てくる。人生を教えてるようなもんなんだよ。みんなに通ずるね。確かにやたら輝かしいものに写るかもしれない。最初はとにかくいい感じで始まるんだけど、ビデオの最後では刑務所に入っちゃうんだ。ひとつの教訓なんだよ」

Krayzieの'99年のソロ・デビューアルバム『Thug Mentality』はプラチナを獲得している。

Billy Johnson Jr., Los Angeles LAUNCH.com
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