伝説のライヴ<NEO KAMIKAZE>から1年。この地で、AIRは更なる伝説を作った。

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伝説のライヴ<NEO KAMIKAZE>から1年。
この地で、AIRは更なる伝説を作った。


言葉が、音が、胸の奥深くにまで響いてくる……


<Flying colors TOUR GRAND FINAL>
2001/4/29 TOKYO BAY NK HALL

1. AIR
2. Hello
3. HAIR DO
4. ME, WE.
5. emission
6. KISS ME AGAIN
7. 8 modern punks
8. REAL SAY JUICE
9. THE GREAT WATER, GUN FIGHT
10. Put your hands up
11. TODAY
12. 夏の色を探しに
13. リヴ
14. 声にならない声に
15. ARE YOU SLEEPING BROTHER JOHN?
16. Amploud
17. Right Riot
18. don't abuse me
19. KIDS ARE ALRIGHT
20. Rush and Rush
21. LIBERAL
22. only one

<Encore>
1. 6453
2. No more Dolly
3. EVERYTHING, OR EVERYONE AND EVERYTHING, OR PEACE
4. NEO KAMIKAZE



最新アルバム

『Flying colors』

ROOTS(ポリスター/プライエイド・レコーズ)
RTCR-1014 ¥3,059(tax in)
2001年3月14日発売

1. ME, WE.
2. Right Riot feat.Kj
3. 8 modern punks
4. don't abuse me
5. I'm sleepy
6. Put your hands up
7. 夏の色を探しに
8. only one
9. EVERYTHING,OR EVERYONE AND EVERYTHING,OR PEACE 2001
10. 声にならない声に
世間が待ちに待ったゴールデン・ウィークに突入した4月29日、“Flying colors TOUR”のファイナル公演が東京ベイNKホールで行なわれた。この日は、“GRAND FINAL”と銘打たれただけあって、ツアーの締め括りに相応しい壮大で記憶に残るステージとなった。

ちょうど昨年も同じ日に、このベイNKホールでのライヴを大成功させたAIR。あの1年前の感動を呼び起こす……、いやそれ以上の大きな感動を彼は私たちに与えてくれた。

当日は昼過ぎから雨が降りだし、あいにくの天気となってしまったが、本当にたくさんの人が会場に駆けつけた。仙台、大阪、名古屋などからバスツアーで馳せ参じた人もいた。そんな大多数の視線が注がれる中、初期の名作「AIR」でライヴはスタートした。

ステージ全体をスクリーンが覆い、バンドの演奏シーンが映し出される映像の向こうで、実物のメンバーが見え隠れする。今か、今か、と幕が上がるのを待つオーディエンス……。その興奮が最高潮に達した頃、2曲目の「Hello」でスッと幕が上がった。ステージに現われたのはAIRこと車谷浩司(Vo&G)、渡辺 等(B)、佐野康夫(Ds)という通常のメンバーに、8名のストリングス奏者と2名のブラス奏者を加えた総勢13名。いつもにも増して壮大で深みのある音を届けてくれる豪華な編成だ。そして3曲を歌い終えたところで、車谷が高らかに宣言してくれた。

最高の日にしましょう!」と…。

短い挨拶を挟んでの4曲目は「ME,WE.」。ここでスペシャル・ゲストが登場! SNAIL RAMPのAKIOだ。広大なステージを気持ちよさそうに駆け回りながらギターを弾く姿がなんとも印象的だった。

続く「emission」からはいつもの3ピース・スタイルに戻り、アグレッシヴかつラウドなステージを展開。客席の前方では早くもダイブの嵐が巻き起こっている。そんな高潮した雰囲気をさらに煽るかのように、車谷を先頭に演奏者全員が客席中央にセットされた特設ステージへ移動し、「REAL SAY JUICE」「THE GREAT WATER, GUN FIGHT」といった激しいナンバーを繰り出す。

ライヴも中盤に差しかかったところで本来のステージに戻り、今度はじっくりと聴かせるナンバーを披露。車谷がアコギ片手に椅子に腰かけて歌う「夏の色を探しに」。せつない歌声が場内いっぱいに響き渡る……。続く「リヴ」「声にならない声に」でも同様に、しなやかで美しい世界観を見せてくれた。

そして、またしても静寂を打ち破るかのように爆音で「Amploud」が始まる。これはAIRがリミックスで参加したDragon Ashの楽曲。すると期待通りのスペシャル・ゲストがステージに! 降谷建志とBOTSだ。彼らとの共演が大きな話題を呼んだAIRのシングル曲「Right Riot」ももちろん披露。その熱気も冷めやらぬまま、「KIDS ARE ALRIGHT」「Rush and Rush」と、絶大な人気を誇る最速ナンバーの応酬で本編はいったん終了。

力強い声援に迎えられて始まったアンコールでは、「6453」「EVERYTHING, OR EVERYONE AND EVERYTHING, OR PEACE」など、盛り上がること必須のナンバーが次々と鳴り響く。そしてラストは、1年前のこのステージのために作られた名曲「NEO KAMIKAZE」。

<今日ここで何が聞こえ何が見え/きらめいた瞬間/今が美しい>という歌詞に込められた想い、ひとつひとつの言葉が、音が、胸の奥深くにまで響いてくる……。

まるで物語はまだまだ続いていくような、そんな心地好い余韻を残してこの日のライヴは幕を閉じた。

文●水越真弓

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