クリスティーナ・アギレラ、初期デモの発売停止を求め提訴

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Christina Aguileraが、6月19日に発売予定の初期のデモを集めたアルバム『Just Be Free』のリリースを阻止しようと、Warlock Recordsおよび系列のPlatinum Recording Group(PRG Records)、JFB Music、元プロデューサーのMichael BrownとRobert Alleccaを契約違反および不正競争で訴えた。

5月18日(金)にカリフォルニア州中央地区連邦地方裁判所に提起された内容は、Aguileraの元プロデューサーたちがWarlock Records、Platinum Recording Groupと『Just Be Free』の配給に関する契約を結んだとしているもので、Aguileraが14歳の時にレコーディングされたこれらの素材は一般リリースを目的としたものではなかったとして発売差し止めを要求しているもの。訴状にはこう記されている。
「ラフで未完成な作品であり、また限定使用の条件の下で制作されたデモであるにも関わらず、被告らはこれらのデモを広範囲にわたり商業的に販売しようとしています」
さらにAguilera側は、宣伝目的でのAguileraの名前、肖像の未許可使用も挙げており、損害賠償および裁判費用の支払いを要求している。

Aguileraの公式ウェブサイト(christina-a.com)に掲載されたコメントでは、今年初めにドイツでリリースされた“Just Be Free”のシングルについて触れている。
「現在出ている“Just Be Free”は世界中のどこであれ、すべて未許可のものです。ドイツ当局からはドイツ盤の製造を中止させるべく動いているとの報告を受けています」

「“Just Be Free”はChristinaのRCAとの契約以前にレコーディングされたもので、現時点では公式に発売された“Just Be Free”は存在しません。また、現在のところ、ChristinaおよびRCAではリリースは予定していません。皆さんに理解していただきたいのは、Christinaは海外で販売された“Just Be Free”のリリースを一切認可、同意していないということです。事実、当該機関により“Just Be Free”の販売はすでに停止されているとChiristinaは理解しています。もし(万が一)“Just Be Free”の公式盤がリリースされる場合、その可能性や情報については当サイトをチェックするようにしてください。ただし、繰り返してお知らせいたしますが、現在のところは同曲の発売、使用の予定はありません」

Aguileraは現在、年内にRCAから発売予定の新アルバムの制作中である。

Jason Gelman, New York LAUNCH.com
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