Suge Knightが殺人に関与したとするRolling Stone誌の記事に対し、Death Row Records声明を発表

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Death Row Recordsは、Suge KnightがNotorious B.I.G.の死に関与しているのではないかとの記事を掲載した6月7日号のRolling Stone誌に対し、嫌疑を示す内容の声明を発表した。

声明では次のように述べられている。
「Knight氏は、Rolling Stone誌の記事と元ロサンゼルス警察(LAPD)の警官、Russell Pooleによって伝えられたKnight氏とLAPDのRampart Divisionに関する記事を分析しているところです。これは、この問題について彼が可能な限りの合法的有効措置をとる確認をするためです。Knight氏とKenner氏(Knightの弁護士)、Wright氏(Wrightway Protective Servicesのオーナー)は弁護士のDavid Chesnoff、Donald Reらと共に記事を読み直し、そこに多くの不正確な部分が含まれていることを指摘します。

記事の中で述べられていることは滑稽でばかげています。先日、Rampartの件を信じ込むことはメディアと警察批判によって不当に使われることであり、“公正な見方を逸脱し、ゆがめられている”として、LAPDのBernard Parks署長が引き合いに出されたのは注目すべきことです。またParks署長によると、“Poole巡査は立証できない仮説をいくつも持っていた”とのことです。Poole巡査の理論は警察を退職し、特別任務からはずされて個人的な活動をした結果、作られたものなのです」

Knightは現在、オレゴン州シェリダンにある連邦矯正施設で服役中。Knightは'96年に暴行罪で懲役9年の判決を受けていたが、'94年の銃に関する連邦裁判で言い渡された保護観察期間の規定を破った。彼は6月22日に釈放されるはずだったが、服役期間は7月下旬に延びた。

Randall Sullivanが執筆した記事は「Notorious B.I.G.殺人事件」と題され、Knightは'97年3月に起きたNotorious B.I.G.の殺人と彼の友人、Tupac Shakurの死に関わっているのではないかと示唆している。Sullivanの記事の大部分は、Notorious B.I.G.の殺人事件捜査を担当していたLAPDの刑事、Pooleからの情報を基に書かれている。

記事によるとPooleは、Knightの資金で作られた警備会社、Wrightway Protective Servicesから警備員としてKnightに雇われた非番の警官を通し、Knightを殺人事件に結びつけようと企てたとのこと。Pooleによると、彼はKnightの提携者で元刑事のDavid Mackを調査しようとしたところ、LAPDの内部腐敗によっていろいろなところで妨害を受けたという。MackはNotorious B.I.G.が殺されたとき、ロサンゼルスにあるPeterson Automotive Museumの外に立っていたのを目撃されている。Mackは別件の銀行強盗で懲役8年の判決を受け、現在服役中だ。

Yves Salomon, New York LAUNCH.com
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