ネリー・ファータド、ポルトガル大統領のために歌う

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Nelly Furtadoは、5月末にトロントのMassy Hallでポルトガルのジョルジュ・サンパイオ大統領のためにライヴを行ない、自分のルーツを改めて認識した。カナダ生まれながらポルトガル人の血を引くポップ界の新人、Furtadoはヒット曲“I'm Like A Bird”や、ポルトガル語の曲“Ondo Estus”などを含む短いステージを披露。“Ondo Estus”は本人作のオリジナルでデビューアルバム『Whoa, Nelly!』のカナダ盤に収録されている。

Furtadoはこの経験について次のように語っている。
「ポルトガルの大統領のために歌うなんて、とてつもない光栄よ。両親も来てたし、(カナダの)ポルトガル人コミュニティ(の人たち)がまるごとトロントに来てて、本当にすごく誇らしく感じたわ。小さい頃、学校にはあまりポルトガル人がいなかったの。だから自分は違うんだと感じたし、それが私の原動力にもなった。両親の祖国で成功したいとずっと思ってたわ」

Furtadoはカナダを訪問中の大統領から民族音楽のグループ、Ala Dosと共にライヴを依頼された。Furtadoは公式ウェブサイト(nellyfurtado.com)に感想を載せており、緊張したが“サンパイオ(大統領)がファンだということは非常に光栄”だと記している。

『Whoa, Nelly!』は米国、カナダでヒットしただけではなく、ポルトガルでもゴールドディスクを獲得している。このNellyの活躍について、ポルトガルのラジオ局重役、Joao ReisがToronto Globe & Mail紙にこう語っている。
「Nellyは我々にとってはポルトガルのアーティストなんです。ポルトガルの市場は非常に小さいので、売上数はあまり大きくなりません。ですから、ゴールドを獲得するというのは本当にすごいことなんです」

Neal Weiss, Los Angeles and Darren Davis, New York LAUNCH.com
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