「ま、俺は全国ツアー行ってないからね!(?)」(DMBQ 増子/Vo&G)

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3/17にアルバム『ANNULAR MUSIC』をリリース、そして全国ツアーを開始したDMBQ。昨日6/7(木)に渋谷CLUB QUATTROにてツアー最終日を迎えた。

この日は、衛星放送Viewsicの生放送撮影が入っていただが、いつも通り「はげ山の一夜」(ムソルグスキー)で登場、チューニング開始。そしておもむろに「Equipment」と一気にライヴを盛り立てた。

続いて「Turtledove」「Girl Cream」と新しいアルバムからのお披露目はお預け…、というところで増子真二(Vo&G)のMCが。

今日はツアー最終日なんだけど、下北から始まって……、あれ、どこ行ったけ? 俺覚えてないや。……ああ、九州、大阪、名古屋、札幌か。ま、俺は行ってないからね!

とボケ(?)をカマして再び演奏へ。「Magical Relation」「Halation」とニューアルバムの曲(といっても以前からライヴでしているのだが)からなど次々と披露。

そして、なんといっても『jinni』に収録されている「Rain Language」を、新しいアルバムのテーマでありDMBQの音楽性でもある<ANNULAR=環状>に解釈し、演奏された場面は圧巻。この曲自体、CDでは28分ほどあるのだが、この日のライヴでは“1時間くらい演奏しちゃったか?”というほど、たっぷりと魅せてくれた。

そして本編最後を「Boom-Run Rock」で締めたのだが、案の定、増子氏は会場にダイヴ! そのまま会場後ろまで観客の手に運ばれた増子氏。観客に肩車されて、会場後方からステージ上の松居 徹(G)と“念”の送り合い(?)で絡んだ後、ステージに戻って本編は終了。

アンコールでは、会場から観客を7~8名呼び寄せ、「Mama Song」で強制ダイヴさせ(といっても喜んで飛んでいたが!)、その後、ドラムセットを崩し、アンプをバラし、今度はそれらをステージ中央に積み重ねたところへ増子氏が体当たり! そのまま会場へダイヴした後、他のメンバー3人もなだれ込んでのダイヴ。4人はPAブースによじ登り、観客へ手を振った後、クアトロ一般出入り口から退場し、ライヴは終了した。

そんなDMBQの今後の活動は……一体どうなっちゃうんでしょうね????
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