「オレが最高、お前が最悪」ってのが一番好き~1stアルバム、遂に登場!

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「オレが最高、お前が最悪」ってのが一番好き

NITRO MICROPHONE UNDERGROUND(以下、NITRO)としての快進撃がまだまだ続いている中、中心MCのひとりDABOが5月30日に2ndシングル「ZERO」を、そして遂に6月13日、待望のソロ・アルバム『PLATINUM TONGUE』をリリース!

異常なまでに高い注目を集めている期待の新作…果たしてどのようにつくられたのか?
さっそく、DABO本人を直撃!

さっくりとインタビューを、じっくりとインタビュー映像をお楽しみあれ!


このアルバムが出たら大騒ぎになるでしょう!

1st ALBUM

『PLATINUM TONGUE』

DEF JAM JAPAN UICJ-1002
3,059(tax in)2001年06月13日発売

1PLATINUMINTRO
2MIC CHECK
3マチガイナイ!
4O-RE-BA-NA
5BUNNY TALKS
6PLATINUM TONGUE featuring SUIKEN
7HI-LIFE (RELAXXX)
8PINKY ~だから、その手を離して~ featuring TYLER
9拍手喝采
10レクサスグッチ
11徒然草 featuring HUNGER and MACCHO
12愛しのサブリナ
13R.E.C. ROOM (BAD TRIP)
14DAIMONION FUNK (I GOT CHA)
15JOLLY'S PIANO
16この指止まれ featuring CQ
17SNEAKER PIMP (TWO PIMPS IN A CYPHER MIX) featuring TWIGY
18ZERO (MUKASEE MUKASEE MIX)


ストリーミング・インタビュー

生々しく、DABOの発言、
垂れ流し!!
INTERVIEW 001

●“ニューアルバム『Platinum Tongue』に込められた意味”
●“トラック選びと地獄のダメ出し週間”


INTERVIEW 002

●“ナルシストなDABOなコスリネタ”
●“客演について”


INTERVIEW 003

●“「ZERO」の独特な世界観”
●“リリックの中での「オレ節」”
●“リリックを書くこと”

INTERVIEW 004

●“今後のDABOの立ち位置”
“次にコラボレートしたいトラックメイカー”
●“DABOにとってのHip Hopシーン”



そして、DABOのオレ節満載のコメントムーヴィーもお楽しみあれ!

――アルバムのタイトル『PLATINUM TONGUE』に込められた意味は?

DABO:
コレは普通に“プラチナ級のベロ”と思っていただければ良いかな。他にも“大金を稼ぎ出すベロ”とか、まぁ自慢ですね(笑)。

――よくアイドルがデビューする時にオッパイとかお尻に何億円って保険かけたりするでしょ。DABOくんってアイドル好きだから、そーいう意味も込めてんのかなって。

DABO:
あー、それもいいっすね。それも付けます。確かにベロをケガしたら大変だからね、これからツアーが始まるし…。

――今回のプロデューサーの人選は全部DABOくんなの?

DABO:
全部僕ですねー。アルバム作る時に前川くん(REALITY Rec.社長)とイメトレしてて、誰とやろうかなーって考えて。シングルの「拍手喝采」以外は、昔から馴染みのトラック制作を頼みたかったメンツでまとめたって感じですね。

――レコーディングするにあたってのトラック選びは、どんな感じで?

DABO:
特にテーマを与えないで「俺がラップすると思って作ってくれ」と。人によっては速い曲とか暗い曲って簡単なテーマはあったけど大体がお任せで、何曲か作ってもらった中から選んだり、時にはダメ出しもありで。

――ダメ出しもあったの?

DABO:
あったよー、地獄のダメ出し週間(笑)。かなり苦しんだと思いますよ、落ち込んでたし…。(某氏の声を真似て)「DABO、作ってきたよ。後で車で聴かせるよー」って言われたけど、先にクラブの外で聴かせてもらって、「カッコいいっすねー、でもナシかなー」って感じで、その人は一晩中DJした疲れとダメ出しした疲れとで、火曜の明け方を迎えるわけですね(笑)。素晴らしい曲を2曲も作ってくれたんですけど、その人は…。

――(笑)今回はコスリネタも自分たちNITROの声が良く使われていたけど、そのアイデアもDABOくんが出したの?

DABO:
そーですね、スクラッチもほとんどオレのアイデアですね。自分の声も多いし。自分の声に関しては、“誰か使えよ!”と。“勿体無いよ、こんなおいしいフレーズ。どーすんの、使っちゃうよ~(笑)”って。のちのち声ネタで使うことを考えてリリックは書かないけど、このフレーズはおいしいとかもう一回使いたいとかが多くて。僕はナル(シスト)なんで(笑)。NITROのメンバーは単純に「D-A-B-O」って言ってくれてるってのもあるし、その声ネタの曲自体にも思い入れがあるんで。(今回のアルバムは)客演もあんま無いし、クリちゃん(CQ)とかSUIKENとも一緒にやってるけどフックはオレがやってて、オレの“主役観”ってのは崩したくなかったの。でも声ネタでNITROの声が入ってることで、いつも付いてくれてるみたいな安心感がオレも出るしね。

――客演だとMACCHO(OZROSAURUS)やTWIGYと演った曲も印象的だったけど

DABO:
MACCHOはもともと好きだったんで、アルバムには呼ぼうって考えてた。MACCHOってオレとはやること為すこと全然違うじゃないですか。オレとは全然、キャラがかぶんないし、とりあえずカッコ良いんでMACCHOとCQは最初からアルバムに呼ぼうって思ってた。で、MACCHOっぽくないトラックでラップしてもらいたかったんで、このMACKA-CHINのヘンなトラックになったんだけど、このヘンなトラックでまたもうひとり全然違うタイプのヤツがいたら面白いなって思ってたら、仙台に行った時にフロントアクトをやってもらった活きの良い東北の変態ちゃんが居て(笑)。早速ライブ終わった時にナンパして、それがHUNGER。TWIGYはアイドルなんですよ(笑)。いつか一緒に演りたいと思ってたし、最初に「SNEAKER PIMP」の声ネタでTWIGYに「声ネタで使っていい?」って訊いて曲を作って。しばらくしてTWIGYに会ったら(TWIGYの真似で)「ダボー、スニーカーのヤツ、オレも演るよー」って言ってくれて、「マジでー!」って感じで願ったり叶ったりでアルバム用に録り直して。そのまんまじゃツマンナイから口・スクラッチを入れたりしつつ。

――「SNEAKER PIMP」とか「拍手喝采」とか、REMIXを同トラックでラッパーを新たにFeat.ってのは今っぽい感じがするんだけど

DABO:
そう、“でも意外にまだやってないかなー、みんな解ってるかなー”ってことでやってみました(笑)。でも今度XXXの曲のREMIXでオレと…あ、これ以上は今は言えない(笑)。

――結構新譜もチェックしてるの?

DABO:
うん、クラブに行くからね。最近はB.G.とか、CASH MONEY系は好きだし、あとはSHYNEとかTAH MURDAH。マスタリングでN.Y.に行った時にTAH MURDAHがちょ~流れてて伝染されちゃった。でも一番聴いてるのは自分のアルバムかな(笑)。

――他に印象的だったのは「ZERO」なんだけど・・・。

DABO:
コレはYASくんからトラックをもらって、思い浮かんだのがこんな感じのちょっと怪しく不思議な世界、冷徹な殺し屋のようなイメージが浮かんで。“ZERO”って松本大洋の漫画があるでしょ。そこから名前は来てて、オレはゴシマみたいな人間じゃないけど、あんな一面、狂気、マッドネスなとこを表現したかった。オレの中には“ZERO”って人格もおり、それは容赦のない人間で、オレはDABOなんだけどZEROが時々顔を出し、君んちのドアをノックしちゃうよー、って感じかな(不気味笑)。

――結構「ZERO」以外は“オレ”って部分が強いけど、「ZERO」だけは独特な世界だよね。

DABO:
「ZERO」も“俺節”なんだけどねー。何かトラックの世界に引っ張られて不思議なリリックになっちゃって。基本的にアルバム全部のリリックが“オレ”なんだけど、トラックのインスピレーションに引っ張られてるとこもあるかな。でも基本は“オレバナ”。もらったトラックの上で自由にフリースタイルで遊んだって感じ。とりあえず1stアルバムだから、オレのことを歌うのが、「オレが最高、お前が最悪」ってのが一番好きだから、それが詰まったアルバムにしようと思ってた。トラック・メイカーとのジャムセッションってノリで作ったんだけど、出来上がって媒体の皆さんにインタビューとかしてもらうと、「トラックによって色んなストーリーがありますねー」なんて言われちゃって。オレは“オレバナ”を書いてきたつもりなんだけど。

――リリックを書くのは苦になんなかった?

DABO:
いや、苦な時は苦だったよ。その苦な、スランプな状況を描いたのがMUMMY-Dとの「R.E.C. ROOM」。ホントこれはスランプで最悪で、ちょ~逃げ出したかったんだけど逃げ出しちゃダメだっていう曲。この時はホントにスランプになっちゃって、これが終わった後くらいから、また上がっていったのかな。

――大体リリック書く時って、コレはNITRO用、コレはソロ用、って分けて書くの?

DABO:
昔はあった気がするなぁ、でも今はないよ。昔はトラックを作ってくれる人いなくて在りもののインストでライヴやってたし、自分用のトラックが無いからトラックに合わせて書くってことが出来ないじゃないすか。だから普段リリックを書き溜めてる時に、「オッ、こーのフレーズは自分ので使わせてもらいます」みたいなことがあったけど。今はトラックに合わせて書くし、NITROの時は周りの人のことを考えて、前の人の終わり方がこうだからオレはこう始めよう、みたいな感じはある。NITROのアルバムでスゲェいっぱい良いフレーズ出しちゃったから、“あー勿体なかったかなー”って思ったけど、アルバムでも良いフレーズがいっぱい出てきて良かったかな(笑)。

――ニトロで、そしてソロでアルバムも出すってことで凄い騒ぎになってるけど、周囲の変化についてはどう思ってる?

DABO:
…そりゃー騒ぐでしょう、そしてこのアルバムが出たらもっと大騒ぎになると思うから。今はまだ限られた人しか聴いてないけど、これまで知らなかった一般の人達が聴くようになったら、それはまた大騒ぎになると思うんで。まぁ、それも解かる。そりゃそうだろ、このアルバムだから(笑)。でも普通に渋谷とか歩いてるんで、遠くから写真を撮られたりしたらウザイねー(笑)。心配してんのはそれくらいかな。

――気が早いけど、次のアルバムはNITRO? DABOソロ?

DABO:
NITROはソロの集団なんで予測不可能ですね。しばらく充電期間なのか、明日からレコーディングなのか全然解らない。そこが良いんだろうし。DABOは、安心してください(笑)。全然(1stアルバムで)出し切った感が無いんですよ。物足りないことはないけど、まだ曲を作れる余力はあるんで、夏から秋にかけてツアーをまわって秋から冬にかけて制作に入っていこうかな、と。メジャーで初めてだし、まだ手探りなんで、とりあえずアルバムのツアーを回って一段落かな。

――次はどんなトラック・メイカーとやりたいとかってある?

DABO:
コンちゃん(DEV-LARGE)。今回出来なかったから。後は誰だろ。あー、ここで詰まっちゃうと名前を呼ばれなかった人はジェラるのかなぁ(笑)。もちろん今回やった人にも頼みたいしー、よく聞かれるんですけど、あんまり無いかなぁ。むしろ来て?(笑)。オレに歌って欲しかったら持って来てください(笑)。

――(笑)今回のDABOくんのアルバムが出て、またさらに日本のシーンが“ガーッ”と盛り上がると思うんだけど、シーンのこととか気にしたりする?

DABO:
“横目で見つつ気にしないふり”みたいな感じかな。今は色々と味の違うものが出てるじゃないすか、しかもメジャー流通から。みんな好き勝手やってセールスも伸びて、でもムリヤリ寄せ集められて仲良いふりとかさせられてないし、違う方向を向いてるけど「お前もガンバレ、オレもガンバル」みたいなとこは皆あるんじゃないかな、と。良いんじゃないですか。でも、オレのアルバムを聴いたらかなり焦るよ、って感じですかね(勝ち誇った笑)。

取材/文●升本 徹(01/05/28)


about DABO

その天才的なライム・デリヴァリーとフロウ、恵まれた声質。現在のヒップホップ・シーンにおいて彼の実力と人気は、誰もがトップ・クラスと認めるところである。

Nitro Microphone Undergroundのメンバーとしても活躍する彼が頭角を表してきたのは、Shakkazombieと頻繁にライヴを行なっていた'97年辺りだろう。この年にShakkazombie「共に行こう(Version Pure)」にSuiken、Macka-Chin、Gore-Texと共に参加し、“第二勢力代表の四天王”として大きい期待が寄せられていた。Gore-Tex、Suikenが次々とソロ・デビューする中、DABOのリリースも待たれていた。

'99年、遂に「Mr.Fudazkee」でデビューを果たす。まさに“長い間暖めた”という言葉がよく似合うほどに、初回からとんでもないスキルを見せつけてきた。

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多くの客演やライヴでプロップを十分に集め、Nitroの活動とも並行して、まさにひっぱりだこであった。

そして2ndシングル「Supadondada」を挟み、ついに「拍手喝采」でDef Jam Japanの第一弾アーティストとしてメジャー・デビューを果たす。

プロデュースには全米で注目を集める新鋭トラック・メーカーP.Kingを迎え、本場New Yorkテイスト溢れるトラックにDABOのリリックが絶妙に絡むスケールの大きい曲に仕上がっている。DABO自体どんなトラックも乗りこなすが、この曲を聴いていると今までよりも一段と大物の風格を感じる。

5月末にはREDMANとのツアーを成功させ、6月13日には記念すべき待望の1stアルバム
『PLATINUM TONGUE』がリリース。

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