シカゴ、元マネージャーから詐欺で訴えられる

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Chicagoのメンバーが連帯義務違反、詐欺などの容疑で元マネージャーから訴えられている。'67年から'78年の間、Chicagoのマネージメントとアルバムプロデュースを担当していたJames William Guercioは、バンドメンバーらは会社を手放して以来、支払い額を報告せず印税を騙し取っていたと主張している。

Guercioはまた、訴訟の中で現在のマネージメントチームとバンドレーベルのChicago Records Inc.のことを「第一級の詐欺師集団」と呼んでいる。Guercioは、6月29日(金)にロサンゼルス上級司法裁判所で開かれた裁判で、バンドとマネージメント側の行為は「不正で身勝手、悪意があり、抑圧的だ」と述べた。

Guercioは裁判で、バンド側は支払金の全額と将来的に納得のいく説明を彼に保証したにもかかわらず、'78年にChicagoとの関係を終結する契約にサインしたとき、受取金が不足していたと主張している。また、Chicagoとそのマネージメント、各関連会社は支払い義務のある金額を払う意志がまったくなく、'90年に解決したCBS Recordsによる75万ドルの未支払い金のことを引用しながら、他の会社が適切な支払いをしたことを確認する意志も全くみられないと述べた。彼は契約の破棄と最初の12枚のアルバムに関するマスターレコーディングの所有権を返却するよう要求している。

Guercioはまた、懲罰的損害賠償、全報酬額の金利、'95年からのすべての取引と各業務内容の十分な説明、弁護士費用、その他法廷が妥当と認めた救済を含む最低500万ドルの一般および特別損害賠償金を要求している。

Guercioは自分のためと、彼が運営するJames William Guercio Enterprises, Inc、Posideon Productions (同社の中の一部門)、Caribou Management Corporation、Euripides Financial Management、Big Elk Musicを代表してこの訴訟を起こした。Chicagoのスポークスパーソンからのコメントは出ていない。

Bruce Simon, New York LAUNCH.com
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