グレイヴディガズのPoeticがガンとの闘病の末に死去

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ガンとの闘いの果てに亡くなったGravediggazのPoeticの追悼式が計画されている。Poeticは、2年にわたる転移性大腸ガンとの闘病の末、7月15日(日)にロサンゼルスのCeders-Sinaiメディカル・センターで息を引き取った。享年35歳。妻のDee Dee Hillが後に残された。

Poetic、本名Anthony Berkleyは、'99年にレコーディング・スタジオで倒れ、余命4カ月と宣告された。愕然とする辛い告知にも関わらず、Poeticはガン治療の副作用からくる吐き気と闘いながらGravediggazの新作のレコーディングを続けた。メンバーのFrukwanがコメントしている。

「Poeticは俺にとって血の繋がっていない兄弟だった。彼をすごく愛しているし、これからもずっとそうだ。いつでもお互いを応援しあってた。奴は病気にも関わらずこのアルバムを作った。あらゆる困難に打ち勝ってヒップホップへの真の愛情を示したんだ」

8月23日に米国発売されるGravediggazの3rdアルバム『Nightmare In A-Minor』に収録されている“Burn Baby Burn”で、Poeticはガンの恐怖やどうやって病気と向き合ったかをラップしている。Poeticの治療費および葬式費用を補うための寄付は、Meridian Entertainment宛て1 Orchard Street, Jersey City, New Jersey 07306, USAで受け付けている。

Anna Maria Gibson, New York LAUNCH.com
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