【速報!FRF'01】前夜祭、スペシャル・シークレット・ゲストはBoom Boom Satellites
昨年のフジロックから始まった前夜祭は、地元、苗場の人達とオーディエンスとの親睦を広める目的で開催される、入場無料のオープンなイベント。夜に到着して早々に会場のRED MARQUEEへ向かっていると、折りしも大輪の花火が上がり、いやがうえにも気分を盛り上げてくれたのだが、会場へ近づくにつれて聴こえてきたのはどこか懐かしさを感じるビートと客を煽る声。そう、お目当てのDropkick Murphysがすでに始まっていたのだ。
最新作で自らのルーツであるアイルランド(彼らはアイルランド移民の子孫だ)の音楽を大幅に取り入れた彼らだが、この日のステージにもしっかりとバグパイプとホイッスル(たて笛)のメンバーがフィーチャーされていた。もともと、アイルランド民謡はダンスするための音楽だし、そこに彼らのパンキッシュなノリが加わるのだから、これで盛り上がらないほうがおかしい。この日のお祭り気分には最高のバンドだ。
続くDJタイムをはさんで現れたシークレット・ゲストは、なんとBoom Boom Satellitesだった。現在はイギリスを拠点に活動している彼らがフジロックに、しかも入場無料の前夜祭に登場したのだから、これは本当にうれしい驚き。貼り紙などから出演を知ったオーディエンスでRED MARQUEEのフロアはあっという間に満員となり、メンバー2人と生ドラムという構成から叩き出される音の塊に会場は一気にヒートアップしていく。
G/Voの川島道行は生声とヴォコーダーを曲によって使い分けつつどちらかといえば淡々と、Prog/Bの中野雅之はステージを右へ左へと動きながらオーディエンスを煽る。1時間弱というタイトなステージだったが、メンバー、オーディエンスとも完全に燃焼しきったアクトだった。
前夜祭だからといってナメていたわけでは決してないのだが、この2組の“本気度”には驚かされたというのが正直なところ。とくにDropkick Murphysなんて翌日の昼にまたステージがあるのに、手抜きいっさいなし、最後まで観客を楽しませてくれた。こういうアクトが見られるのなら、余裕をもって前日入りするというプランも大いにありだ。
最新作で自らのルーツであるアイルランド(彼らはアイルランド移民の子孫だ)の音楽を大幅に取り入れた彼らだが、この日のステージにもしっかりとバグパイプとホイッスル(たて笛)のメンバーがフィーチャーされていた。もともと、アイルランド民謡はダンスするための音楽だし、そこに彼らのパンキッシュなノリが加わるのだから、これで盛り上がらないほうがおかしい。この日のお祭り気分には最高のバンドだ。
続くDJタイムをはさんで現れたシークレット・ゲストは、なんとBoom Boom Satellitesだった。現在はイギリスを拠点に活動している彼らがフジロックに、しかも入場無料の前夜祭に登場したのだから、これは本当にうれしい驚き。貼り紙などから出演を知ったオーディエンスでRED MARQUEEのフロアはあっという間に満員となり、メンバー2人と生ドラムという構成から叩き出される音の塊に会場は一気にヒートアップしていく。
G/Voの川島道行は生声とヴォコーダーを曲によって使い分けつつどちらかといえば淡々と、Prog/Bの中野雅之はステージを右へ左へと動きながらオーディエンスを煽る。1時間弱というタイトなステージだったが、メンバー、オーディエンスとも完全に燃焼しきったアクトだった。
前夜祭だからといってナメていたわけでは決してないのだが、この2組の“本気度”には驚かされたというのが正直なところ。とくにDropkick Murphysなんて翌日の昼にまたステージがあるのに、手抜きいっさいなし、最後まで観客を楽しませてくれた。こういうアクトが見られるのなら、余裕をもって前日入りするというプランも大いにありだ。
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