スティックスのオリジナルメンバー、Chuck Panozzoが同性愛を告白、「やっと落ち着いた」と語る

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Styxのオリジナルベーシスト、Chuck Panozzoは7月29日(土)、シカゴで開かれた人権キャンペーン(HRC)のディナーで同性愛者であることを告白し、HIVに感染していると語った。Panozzoは'91年の検査でHIV陽性だと分かり、'99年にエイズを発症したが、集中的な投薬療法によって現在の健康状態は安定している。彼は次のように語っている。

「告白によっていろいろな面で人生に影響があった。いい方向に働いたし、本当に気分が楽になった」「前よりずっといい感じだ。というのも自分がどういう人間なのかを認めることができたからだろうね。“ゲイとして人生を生きたい”と言って……。これまでずっとシカゴに住んでたけど、ゲイの同胞たちに僕もゲイであることを告白したので、やっと自分の居場所に落ち着いた感じだよ」

彼はこう付け加えている。

「HRCがあるので平等の権利を持てるし、嫌悪による暴力にも立ち向かっていける。次の世代へ向けてこの世界を良くするために何でもできるんだ。告白はこれまでの僕の人生の中で最も大きなことだ。もう数年早くできればよかったんだけどね」

Panozzoはまた、10月11日のHRC全米同性愛告白プロジェクトと全米同性愛告白デーのスポークスパーソンになることも発表した。

Human Rights Campaign(人権キャンペーン)は全米最大のレズビアン・ゲイの政治的組織で、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、性転換者が安全に保護され、あらゆる面で自由に暮らせるよう働きかけている。同団体は米国議会へのロビー活動、運動のサポート、一般大衆への教育を提供している。

Bruce Simon, New York LAUNCH.com
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