アリーヤ、セスナ機墜落事故で死亡(続報)

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シンガー/女優のAaliyahが8月25日の夜、小型セスナ機墜落事故で亡くなった(8/27付ニュース)。Aaliyahとその他8名の乗客を乗せた小型セスナ機は、フロリダ州オパロッカへ向かうため、バハマのアバコ島の飛行場を離陸した直後墜落、炎上した。22歳のAaliyah(本名:Aaliya Dana Haughton)は、3rdアルバム『Aaliyah』からの最新シングル「More Than A Woman」のビデオ撮影のため、バハマに来ていた。小型セスナ機Cessna 402は8月25日の午後6時50分(東部標準時間)頃、Marsh Harbour飛行場の滑走路の末端部で墜落。9名の乗客のうち、Aaliyahを含む女性2名と6名の男性の合わせて8名の死が現場で確認され、1名の男性乗客は重傷で病院に運ばれたが、後に死亡した。

スワヒリ語で“最高、最も地位の高い者”という意味の名を持つAaliyahは、'79年1月16日にニューヨーク州ブルックリンで生まれ、デトロイトで育った。R.Kellyがこの若き才能を見出したとき、彼女はまだデトロイトの高校High School for the Performing Artsの学生であった。'94年にデビューアルバム『Age Ain't Nothing But A Number』をリリースし、そこから「Back & Forth」「At Your Best (You Are Love)」という2大ヒットシングルが生まれた。このヒット曲がチャートを登りつめる間も、彼女の成績はどの科目においても最高評価のAを取得していた。Aaliyahは音楽ビデオで、ユニークなファッションセンスと独特な振りつけを確立、他のアーティストと一線を画した。彼女は2ndアルバム『One In A Million』を'96年にリリース。デビューアルバムと同様、このアルバムでも成功を収めた。

その後Aaliyahは、映画界でも成功しようと音楽で培った才能を注ぎ込んだ。彼女は2000年に大ヒットしたアクション映画「Romeo Must Die」で映画界にデビューし、サウンドトラック『Romeo Must Die』に収録された「Try Again」でグラミーのベスト女性R&Bヴォーカリスト賞にノミネートされた。Aaliyahは同年9月にオーストラリアで撮影され、同年末に米国で公開されたAnne Riceの「Queen Of The Damned」の映画バージョンにも出演。最近では、映画「Matrix:マトリックス」の続編「Matrix Reloaded」('03年公開予定)と「Matrix 3」('04年公開予定)でZee役を務める予定だったが、今回の突然の死の前に、これらの映画のシーンは撮影はされていなかったようである。
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