ビースティー・ボーイズのGrand Royal Recordsが廃業

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'93年にBeastie Boysが設立したインディペンデントレーベル、Grand Royal Recordsが8月31日(金)、主に「山積みとなった負債と資産の減少、経営状態が極端に厳しくなった」ため、事業に幕を閉じる決定を下した。

BeastieのMike Diamond(Mike D)は声明で次のように語っている。
「これは今までで最も困難な決定のひとつだ」「Grand Royalファミリーは何年もの間、業界で最も才能のあるミュージシャンとスタッフを抱えて成長してきた。その成長が経費とインフラの面でもはや存続不可能な状態を生み出してしまったことは悲劇だ」

Grand RoyalにはLuscious JacksonBen LeeSean LennonBS 2000Atari Teenage Riotらが在籍している。同レーベルのスポークスパーソンによると、最近ではAt The Drive-Inの『Relationship Of Command』が批評家から強烈な喝采を受け、世界で約100万枚を売り上げて成功を収めている。

Grand Royal Recordsからの最新作はScapegoat Waxのデビューとなる『Okeeblow』で、シングルの“Aisle 10 (Hello Allison)”がフィーチャーされている。秋にはBran Vanの2ndアルバム『Discosis』が発売される予定。

「俺たちの目的は単に、いつでもエキサイティングな音楽とそれに情熱を向ける人々が集まる居場所を創り出すことだった」とDiamondは言う。「そういったことが続けられなくなって本当に気が滅入るよ」

Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
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