クランベリーズがテロ事件の影響でヨーロッパでのプロモ・ツアーを短縮

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9月11日に米東海岸で起きた同時多発テロ事件を受けて、Cranberriesがヨーロッパで行なっていたプロモーション・ツアーを予定より早めに切り上げた。バンドの公式ウェブサイト(cranberries.ie)には簡潔なコメントが載せられている。
「メンバーは家族のそばにいるために戻ってきます」

ヨーロッパでのCranberriesのプロモーション・ツアーは、8月に米国内で行なわれたツアーと同様のもので、10月23日にMCA Recordsから米国発売される5thアルバム『Wake Up And Smell The Coffee』をサポートするものだった。アルバムからの1stシングル“Analyse”は、2週間前にBillboardのAdult Top 40チャートに初登場し、現在は31位となっている。

Cranberriesのヴォーカリスト、Delores O'Riordanは、このシングルが昔のCranberriesサウンドを思い起こさせるとしたら、それは偶然ではないとLAUNCHに語った。
「これはまあ、典型的なCranberriesのメロディックでアップビート・タイプの曲なのよね」「これっていうのは、Stephen Streetが実際にプロデューサーという立場にいて、1st、2nd(アルバム)のサウンドをうまく捕えたんだと思う。彼が私たちと一緒に仕事をするときは、なんていうか彼の制作方法としてある種のテクニックを持っていて、それが本当にちょうどうまくハマるのよ。だから、まあ、問題のないものをなんでわざわざ直す必要があるかしら? ってこと。彼とまた一緒にできてうれしいわ」

Cranberriesは、'93年のデビューアルバム『Everybody Else Is Doing It, So Why Can't We?』と翌年の2ndアルバム『No Need To Argue』でStreetとコンビを組んでいた。

Neal Weiss, Los Angeles LAUNCH.com
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