アリーヤの飛行機事故でセスナ機を最終確認した連邦航空局の監察官が自殺

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8月25日にAaliyahとその他8名が死亡した飛行機事故の際、墜落した小型セスナ機Cessna 402-BのパイロットLuis Moralesに最終的な飛行チェックを行ったFederal Aviation Administration(FAA/連邦航空局)の監察官が先週、自殺した。FAAはその監察官の実名や彼の死について、その他の情報を一切明らかにしていない。

また、事故機のCessna 402を所有していたBlackhawk International AirwaysのオーナーGilbert Chaconは、Moralesについて正式にFAAに訴えている。Chaconの弁護士Mike Moulisは、FAAに次のように伝えている。「Moralesは航空日誌に、数百時間の飛行を偽って記録していた」

さらにMoulisは、Moraleの航空日誌では1ページに580時間、次のページに1,580時間の記録が記されていた、という事実も指摘した。ほとんどのパイロットは、1ページにつき100時間以下の記録しか記さないという。

一方Moralesの家族の弁護士Gabriel Penagaricanoは、Moralesを次のように弁護している。「単に、航空機の所有者に降りかかってくる責任の所在を歪めようとしているにすぎない。でたらめな疑惑に対し、もはやMorale氏は自分を弁護することもできないのだ」

さらにPenagaricanoは、ChaconはMoralesに、Aaliyahを乗せたチャーター便の操縦を、どんな状況下であっても許可してはならなかった、と指摘している。Blackhawkのチャーター免許の下、同チャーター便を操縦することは、Chaconだけが許されているという。

捜査は現在も進められているが、捜査官は、パイロットが断ったにも関わらず、乗客が追加で乗せてしまった荷物によって重量オーバーであったこと、そして体重300ポンドのAaliyahのボディガードと別の男性が後部座席に乗っていたことによってバランスを崩したことが、今回の事故の主な原因だとしている。

Soundscanによると、Aaliyahの最新アルバム『Aaliyah』は110万枚を売り上げており、現在Billboard 200アルバムチャートで21位となっている。

Yves Salomon, New York LAUNCH.com
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