ジャーメイン・デュプリが新アルバム『Instructions』を発売。テロ被害者へのチャリティを設立

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アトランタを拠点に活動しているプロデューサー/ラッパーのJermaine Dupriが、10月2日に2ndソロ・アルバム『Instructions』を米国リリースする。アルバムにはDa Brat、Backbone、Ludacris、Nate Dogg、Jadakiss、Freeway、Roc、Boo&Gotti、UGK、Usher、Bilal、Jagged Edgeらが参加。1stシングルの“Ballin' Out Of Control”は現在、Billboard Hot R&B/Hip-Hopシングル・チャートで39位に入っている。

Dupriは9月11日のテロ攻撃の被害者救済に率先して取り組んでいる。U2のBono、Destiny's ChildJennifer Lopez*N SYNCBackstreet BoysBritney SpearsAlicia Keysらが参加しているチャリティ・シングルで、Marvin Gayeの名曲“What's Going On”のリメイクをプロデュースした。

Dupriはさらにチャリティ、Hip-Hop For Humanityを設立し、10月8日にアトランタで設立記念イベントを開催する。この終日イベントには数種類のブースが設けられ、お金や物資の寄付、献血を受け付ける。Da BratやGoodie Mob、Dallas Austin、Youngbloodzといった地元のアーティストたちもイベントのボランティア・スタッフとして参加。ライヴも行なわれる予定だ。Hip-Hop For Humanityにはアトランタのラジオ局、Hot 97.5 FMが共同スポンサーについており、この活動はUnited Wayの基金、September 11th Fundの管理のもと、米赤十字と提携して行なわれる。

発表されたコメントでDupriは、この試練のときにヒップホップ・コミュニティを迅速にまとめることの必要性を感じたと説明している。

「ヒップホップ・コミュニティは自分たちの発言を行動で表さなければいけない。先週、メディアは、俺たちが世界貿易センターの悲劇のことを気にもかけていないとしてヒップホップに悪評を下した。しかし、それは間違っている。ヒップホップ・コミュニティは他の人たちとまったく同じようにこの悲劇に影響を受けている。ヒップホップは良心を持っているし、Hip-Hop For Humanityは我々のコミュニティが団結し、このひどく打ちひしがれているときに手を差し伸べる手段だ」

Yves Salomon, New York LAUNCH.com
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