Dr.Dre、スヌープ・ドッグ、DJ プーが新作映画『The Wash』を語る

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11月14日(水)、Dr.DreSnoop Dogg、George Wallaceらが出演するLions Gate Filmsによるコメディ映画『The Wash』が米国で公開された。DJ Poohが監督を務めるこの映画で、DreとSnoopはケンカばかりしているルームメイトを演じている。Mr.Washington(Wallace)の所有する洗車場で働くSean(Dre)とDee Loc(Snoop)が、ある日、Mr.Washingtonが誘拐されてしまったために、いつものケンカどころではなくなってしまう。

現実の世界でDreは、業界内で最も尊敬され、また成功を収めているヒップホップ・プロデューサーだ。が、『The Wash』での役柄では家賃を払うにも困っていて、恋人にはいつもに逃げられ、駐車違反の罰金も払えずに車輪止めをつけられてしまうような人物だ。Snoopと共にこの映画のエグゼクティヴ・プロデューサーとなっているDreは、いろんな問題を抱えた男を演じるのに何も問題はなかったと話す。

「その点は最悪だったな……。ウソだよ、問題なかった。いい役だったと思うぜ。自分でも結構うまくできたと思ってる。キャラクターになりきるとかそういうことでね。今度やるときはきっと、彼女をゲットして他の奴らに命令してるような役にするよ」

Dreの長年の友人であり音楽仲間のDJ Poohは、監督としてDreに接するのは挑戦だが光栄なことだったと語る。

「いつか近いうちに(Dreが)監督としてやりだすに決まってるよ」『Friday』『3 Strikes/3ストライク』などの映画を手がけてきたDJ Poohは言う。

「(Dreの)中にいる“監督”がしょっちゅう顔を出してきたよ。俺が常にそれを押し戻していて、それでも、また出てくるって感じだった。でも、総合的には俺たちはお互いをすごく尊敬しているんでね。毎日、口論で終わるけど、次の日にはちゃんと来て仕事をしてるんだ」

一方、Denzel Washingtonと共演している新作『Training Day/トレーニング・デイ』や主演のホラー映画『Bones』など、すでに多くの映画に出演しているSnoopのほうは、俳優とエグゼクティヴ・プロデューサーの役割を行き来するのには慣れているようだ。有名ウエストコースト・ラッパーのSnoopは、好調な映画俳優としてのキャリアを有効に活用していると語る。

「自分のやろうとしてることに関係する部分で言うと、影響力ってことではより大きなパワーもたらしてくれてる。また、この映画界で自分をどこに置くべきかということについて、実際の雰囲気とかがわかってくる。これらをどうやってひとまとめにして、ちゃんとしたビジネスにするかを日々学んでいるところさ。ただ楽しんでやろうとするだけじゃなく、知識を得ようとしてるんだ。それで、自分の子供たちや周りにいる人間に、今みたいにとんでもなく困難な道ではなくても、ちゃんとチャンスが与えられるようにしたいんだ」

映画『The Wash』のサウンドトラックはDreのAftermath Records、SnoopのレーベルDoggy StyleとInterscopeの共同企画で、シングル“The Wash”“Bad Intentions”などが収録されている。

Billy Johnson Jr., Los Angeles LAUNCH.com
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