アリーヤのファンが映画『Matrix 2』の撮影済みシーン使用を嘆願

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シンガー/女優の故Aaliyahの何千人ものファンが、映画『Matrix 2』の完成版で彼女の撮影済みシーンが使用されることを願い、嘆願書サイト(petitiononline.com)で署名運動を始めた。Aaliyahは9月末からのオーストラリアでの撮影でも多くの出演シーンを撮るはずだったが、その前の8月25日、バハマでのプロモーション・ビデオ撮影を終えてマイアミに戻る途中、乗っていた飛行機が墜落して同乗者8名とともに死亡した。

嘆願書には次のように記されている。
「R&Bシンガー/女優、Aaliyahの悲劇的な死を受けて、Warner Bros.はAaliyahが『Matrix 2』のためにすでに撮影を終えていたシーンをカットし、代役を入れるという噂が流れています。我々はWarner Bros.に対し、Aaliyahの人生の思い出を尊重して『Matrix 2』での彼女の出演シーンを残すことを強く求めます。我々はみなさんの協力によって、Warner Bros.がAaliyahの記憶を生かし続けてくれることを望んでいます」

この嘆願書にはすでに1万6000人のファンが署名しており、その数はさらに増え続けている。

Warner Bros.は当初、Aaliyahの撮影済みシーンを残す予定だったが、その後、続編の『Matrix 3』でもこのキャラクターを使用する可能性を考えて、代役を立てることに決めた。候補にはBrandy、James King、Eva Mendez、Erykah Baduなどの名も挙がっていると伝えられている。

関連ニュースでは、Aaliyahが亡くなる以前に撮影を終了していた映画『Queen Of The Damned』には、彼女の声は使用されないという。Aaliyahが演じた吸血鬼の女王役はエジプト人アクセントで話す設定になっているが、彼女は事故の前にこの台詞のアフレコを終えていなかった。声は別の女優が演じることになるが、スクリーンでは今は亡きAaliyahの姿を見ることができる。

Yves Erwin Salomon, New York LAUNCH.com
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