Thunderpussがマドンナのメガミックス制作を語る

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Barry HarrisとChris Coxからなるヒットメイカーのリミックス/制作チーム、Thunderpussの顧客リストに新しく大物の名前が加わった。今年初めにMadonnaがグレイテストヒッツのメガミックス制作依頼の声を掛けてきたのだ。2人が完成させた“Thunderpuss GHV2 Megamix”は、Madonnaのグレイテスヒッツ・アルバム『GHV2: Greatest Hits Vol. 2』のプロモーション用にラジオ局に配られた。『GHV2: Greatest Hits Vol. 2』はMadonnaの'91年から'01年の作品を集めたアルバムで、発売2週目ですでに30万枚以上を売り上げている。

Thunderpassに作品を依頼するアーティストは増える一方で、Madonnaもその1人に加わったことになる。その他のアーティストにはBritney Spears、Celine Dion、Whitney Houston、Tamia、Eurythmics、Pet Shop Boys、Jennifer Lopez、Enrique Iglesias、Donna Summer、Jennifer Holliday、Amberなどがいる。

今回のメガミックスはMadonnaが自ら承認したもので“Don't Tell Me”“Erotica”“Secret”“What It Feels Like For A Girl”“Take A Bow”“Deeper And Deeper”“Music”“Ray Of Light”などのオリジナルのコラージュ作品だ。

CoxがLAUNCHに話してくれたところによると、ThunderpussはMadonnaがこの企画のために声を掛けたいくつかのリミックス/制作チームのひとつでしかなかったが、最終的に彼らが選ばれたのだという。

「基本的には彼らが『Greatest Hits Vol. 2』を作っていて、2、3のリミックス・チームにメガミックス制作を試させたんだ。まあ実際のところ、ちょっとした公開オーディションみたいなもんだった。で、要は僕らのを一番気に入ったんで、それを出したってわけさ」

HarrisとCoxが言うには、Madonnaの曲は彼女のルックスと同様に常に変化しているので、10年間のヒット曲をひとつの曲としてスムーズにつなげていくのは簡単ではなかったという。Harrisはこう語る。

「すごい難しいプロジェクトだったよ。でも、だからこそ大勢の人たちがトライしたんだと思う。やるのも、作り上げるのも難しいからこそね。すべての曲、それも長年にわたって、それぞれ違うプロデューサーたちが手がけて、様々な違うスタイルに作られている曲を全部組み合わせるんだ。それを全部キレイにつなげようとするっていうのは、本当に挑戦だったね」

「ああ。技術的にはとにかく、まあ厄介だったね」とCoxも同意する。

Coxはこのメガミックスと、これにあわせて作られたビデオ(過去のプロモ・ビデオとツアー映像でまとめられたもの)が、Madonnaのグレイテストヒッツ発売への期待感を一層盛り上げたという。

「彼らはそれをグレイテストヒッツの宣伝全体における要のような形で使ってたんだ」

Madonnaのファンは、Warner Bros.のMadonna公式サイト(wbr.com/madonna/)でこのメガミックスをチェックできる。だが、シングルとしての近日リリースは期待しないように。「一般にはリリースされていませんし、現時点でのリリース予定はありません」というのがWarner Bros.の広報担当からの回答だ。

今年、Thunderpussがリミックスの魔法を掛けた作品は、Janet Jacksonの“All For You”をはじめ、Christina Aguilera、Lil Kim、Mya、Pinkの“Lady Marmalade”、Tamiaの“Stranger In My House”など。最近ではCoxが、今度発売されるCherの新アルバム『Living Proof』に収録されるAmberのシングル“Love One Another”のCherヴァージョンを、有名プロデューサーのRick Knowlesと共同プロデュースしている。

Jason Gelman New York LAUNCH.com
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