SHELTER 10年間の軌跡をギュウッと凝縮→発射するスペシャル月間【2001.10.25版】

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10年間をギュウッと凝縮→発射!

SHELTER 10年間の軌跡をギュウッと凝縮→発射するスペシャル月間。
そのめくるめくアニヴァーサリー・アクトの数々をとくとご覧下さいっ!!

似て非なる2バンドの競演! ライヴ映像も要チェック!!


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♪必見のライヴ映像♪

In the Soup

「畑の中のガソリンスタンド」
「砂時計」
「イタイ×イタイ」


スキップカウズ

「チャック全開」
「犬の目」~スキンシップタイム~
「あすなろ」

NEW ALBUM

『ザ・グレート・ハンティング』
絶賛発売中!
BECA-1004 2,500(tax in)

1何時?のあなた
2モンキーターン
3プライベート
4さよならだ
5もと友人
6マイメガネ
7チバスカ2 ~真砂一中~
8三日のために
9やりかた
10オフ
11チャック全開
12あすなろ


TOUR
<ザ・グレート・ハンティング2001-2002>

11/15 名古屋ell,FITS ALL
【問】サンデーフォーク
11/16 大阪バナナホール
【問】キョードー大阪
1/8・9・14 下北沢CLUB251
【問】SOGO東京



▲In the Soup
似ている2バンドであり、また対照的な2バンドだなぁ、と思ったのがこの日のSHELTERのライヴ。In the Soupとスキップカウズの登場です。

この日、先にステージに上がったのは、In the Soup。今年の夏、数多くの野外イベントで全国を飛び回った後、9月に2ndアルバム『火花浪漫』をリリース、独自のツアーもついこの間終わったかと思ったら、またこんなところに出ています! まったくもって活動的なバンドです。

この日は「テレフォン・ミー」「風の子」「東京野球」とアップな曲をガツンガツン披露。ちょっとでも音が抜けると隙間が目立ってしまうような、贅肉を殺ぎ落とした筋肉質な一音一音をロックサウンドとして聴かせてくれました。そしてShelter10周年記念ということで、MCではメンバーが10年前、何をしていたかを発表。

Drの吉田は
「地元平塚で高校生してました。1年に1人好きになっていた頃です(笑)」なんてちょっとホノボノ系な話があったと思ったら、Bの草場は「大学受験で一生懸命勉強してました……なんてウソです」って落としもあったりして。彼らのライヴ定番で、音楽教科書にもおなじみの「グリーングリーン」は演らなかったけど、Voの中尾得意の即興も飛び出て、記念イベントならではのリラックスさが楽しめたステージングでした。


▲スキップカウズ
そして、スキップカウズ。彼らは9月にリリースしたシングル「あすなろ/オンリー・ユー」がCMソングでそれぞれタイアップがついてて、「ああ~あの曲!」を持ち曲としているなかなかナイスなバンド。11月7日には6thアルバム『ザ・グレート・ハンティング』をリリースしたばかり。

そんな彼らのライヴパフォーマンスは、Voのイマヤスの衣装替えを含め、視覚的にも、お笑いネタ風にも楽しませてくれる楽しいもの。それでもって演奏と歌はしっかりしているから、心行くまで笑えてノれちゃうからいいのです。あるBARKSスタッフは「サザンみたいで面白いですね!」と言っていたのが当たっているのかも。でも、ラストの「裏切りの歌」でタイトルとおりの裏切りを数回するかのように、“終わりそうで終わらない”プレイで、しつこく粘っこく観客を惹きつける様は、スキカウならではのユニークさとスパイスが効いていて、小1時間ではあったけれど、じっくり攻めてくれた内容でした。


▲こんなツーショットもSHELTERならでは
今日のライヴは、2バンドとも観客を巻き込んで盛り立てるライヴバンドであることを実証したのと同時に、それぞれ彼らの個性がちゃんと際立っていました。

肌触り的に、In the Soupは“ヒリヒリ”していて、スキップカウズは“あたたかい”感じ。それぞれ聴覚とは別に触感でも感じるようなライヴは、なかなかの発見であり、楽しめたSHELTER10周年でした。
文●星野まり子
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