SHELTER 10年間の軌跡をギュウッと凝縮→発射するスペシャル月間【2001.10.28版】

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10年間をギュウッと凝縮→発射!

SHELTER 10年間の軌跡をギュウッと凝縮→発射するスペシャル月間。
そのめくるめくアニヴァーサリー・アクトの数々をとくとご覧下さいっ!!

下北を代表するインディ・レーベル“K.O.G.A”の新旧面々が登場!


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雨にも拘らず、シェルター前には長蛇の列。本日の公演はK.O.G.A NIGHT。下北沢を代表するインディ・レーベルのイベントだ。開演に先立って、レーベル・オーナー古閑氏の挨拶。そう、何を隠そう彼はミュージシャンとしてシェルターのオープニングにも出演していたゆかりのある人物。その他、パブタイムでもお馴染みの顔なのである。氏に紹介されてトップバッターで登場したのは、RONRON CLOU



▲RONRON CLOU
この日初お目見えというニューグッズ、K.O.G.Aスポーツタオルを肩にかけての登場だ。1曲目から得意技である、疾走感バリバリのブリティッシュ・ビート・ナンバーを飛ばす。実に爽快!だ。ヴォーカル&ギターのアライは今やギター・ポップ・シーンの中心人物。“告知コーナー”と題したMCでは、サウスポー・ベース、ウラのソロアルバムにまつわる話等で盛り上がる。そして、もちろん彼のリードヴォーカルも披露。最新作「LUCKY STAR」だ。ネオモッズから、マージービート、MY BLOODY VALENTINEのカヴァーまで、90'sの解釈で咀嚼したナンバーをスピーディな進行でこなす。


▲The playmates
続いては先日活動を再開したThe playmates。こちらは60'sブリティシュ系のメロディをミッド・テンポで落ち着いて聴かせる。気の利いたコーラス・ワーク等が聴き所。何と5年振りとなる3rdアルバムを来年2月に発表するという。それに先駆けて廃盤となっていた2ndアルバムを10曲追加して再発! 「
これは古閑さんにもまだ言っていない」なんてオイオイ、本人ソデでカメラ回してるよ(笑)。12月に発表される先行シングルは、ギターのリフとサビの哀愁のメロディが印象的なナンバーだ。RONRON CLOUと同じトリオ編成、そして共に英国音楽にルーツを見ることはできるが、対象的な両者。比較するわけではないが、コントラストがおもしろい。


▲挨拶中の古閑氏
ここでまた、再度登場の古閑氏が説くには、「
デキシーがいなかったら今日のK.O.G.Aはありません! 来年は10周年なんでそれまで生きてて下さい!」って、これまたちょっとちょっと、という紹介にのってデキシード・ザ・エモンズの登場。

リフとリズムを利かせた60'sビートをルーツに、ブラック、歌謡ソウル等々フェイクを交え、ギター&ヴォーカルのアベ・ジュリーとドラムのハッチはダイナミックに見せ場を作る。


▲デキシーのジュリー&ハッチ
さすが、ライヴで鍛えしサポートを加えた3人はツワモノだ。10周年イベントということで旧ナンバーも披露するのだが、新曲も交えての流れが良いのだ。所々フックを作って、観衆はどんどんステージに引き込まれていく。後半は特に見せ場たっぷりに、サイケ&ブルージーに、まるで60'sのゴーゴークラブさながらにキメてくれる。客席はもうヤンヤヤンヤの大喝采だ。“まだ、演りたんねーぞ!”っと、アンコールではカバーを交え、第2幕とも言うべくコクのある演奏。2度目は古閑氏のリクエストも飛び出してイベントは終了。フリークはもう、大満足だったのでは?

終演の挨拶は、古閑氏の「
シェルター万歳!」。来年は、K.O.G.Aの10周年。さーて、どんなイベントが飛び出すやら。

文●中島儀幸

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