2001年のベスト・セールス・アルバムはリンキン・パークの『Hybrid Theory』

Linkin Parkの『Hybrid Theory』が12月に大きく売り上げを伸ばしてShaggyの大ヒットアルバム『Hotshot』を30万枚ほど越え、'01年度のベスト・セールス・アルバムに輝いた。南カリフォルニア出身のオルタナティヴ・メタル・グループの彼らは、昨年のデビューアルバムで481万2852枚を売り上げ、Shaggyは合計で450万7568枚だった。Linkin Parkは年末の最後の2週間で64万2000枚以上を売り上げている。

2000年のセールスを合わせると、『Hybrid Theory』は現在550万枚となる。Linkin ParkのベーシストPhoenixは、グループがこれほど成功するとは思わなかったと言う。
「アルバムが本当によく売れてエキサイトしている。これは思ってもみなかったことだし、望んでもいなかったことだと思う。多くの人達が、自分たちができることに目を向けてくれてエキサイトしてるよ」

3位になったのは*NSYNCの『Celebrity』で442万1231枚。『Celebrity』はまた'01年にリリースされたアルバムの中でのベスト・セールスとなっている。4位はアイルランドのニューエイジ・アーティストEnyaのスマッシュヒットで『A Day Without Rain』（441万53枚）。続く5位はStaindの『Break The Cycle』（424万2507枚）で、Alicia Keysのデビューアルバム『Songs In A Minor』 （410万2482枚）が6位、Destiny's Childの『Survivor』（371万8446枚）が7位となっている。

年末から6週間前にリリースされたばかりのCreed『Weathered』（358万1344枚）は8位。トップ10を締めくくるのは複数アーティストが参加する2枚のコレクション『O Brother Where Art Thou? 』（346万852枚）と『Now That's What I Call Music!-Vol. 6』（313万3462枚）。

大企業のUniversal Music Groupは'01年度の売上総計ですべてのレコード会社をリードし、市場の26.4％を占めた。UMGに続くのはWarner Bros.（15.93％）、Sony（15.65％）、BMG（14.71％）、EMI（10.64％）。インディペンデント・レーベルは年間セールスの16.66％を占めた。

Neal Weiss, Los Angeles　LAUNCH.com